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NO.10387910

明治大学に入るためには・・・

0 名前:ハル:2007/08/08 23:44
最近、第一志望を明治に決めました。
入試まで残りわずかなので焦ってます。
明治大学に入るのにこれは使える!って思える
テキストや勉強方、出題傾向など教えてください!
受験科目は、国語・英語・日本史です。
現在通っている高校は私立で中の中レベルです…。
私はその中の中位にいます><

アドバイスお願いします><
1 名前:北原 実(数学担当):2007/08/09 00:42
こんにちは
数学を担当している北原だ。通称:天下の番長講師
俺はこの道14年(講師道)だ。よろしく
ハルの第一志望校は明治大学かーーまあ、がんばれ
ちなみに俺も明治大学の卒業生だからアドバイスもできる。
「明治」「青山学院」「立教」「中央」「法政」の「マーチ」と言われる関東私立大学
「関西」「関西学院」「立命館」「同志社」の「関関同立」だ。
いいか。
2 名前:名無しさん:2007/08/09 01:56
>>1
最後のほうが意味わかんない。
っつーか数学使わないんだから引っ込んでろ
3 名前:さかさま♂:2007/08/09 05:23
>>0
はじめまして。
私立の中レベルといわれてもあまりピンときませんが
アドバイスしておきます。

まず、ハルさん。赤本は見てみましたか?
受験勉強ってそれからですよ。
何につけても、「敵を知る」こと。
確かに自分ができることは数えるほどしかない、
もしかしたら何も身についていない、なんてことも
あるかもしれないけど、己の前に敵を知ることや!

なんでこんなことを言うかというと、
出題傾向について質問したから。
赤本であれば載ってるはずですよ。

もし見ていたのなら、ごめんなさい。

という自分も突然見つけてカキコんだので
よく分かっていません。

具体的なことは次の機会に。すいません。
4 名前:名無しさん:2007/08/09 05:50
>>0
学部は??
5 名前:ハル:2007/08/09 09:51
>>1
北原さん、レスありがとうございます。
私は数学使わないので…。
でも、数学以外でアドバイスありましたら是非お願いします><
6 名前:ハル:2007/08/09 09:55
>>3
書き込みありがとうございます!
赤本はもちろん見ました。
だけど、力不足な私には傾向を見極めることができなくて…。
コツなどありましたら教えてください。
7 名前:ハル:2007/08/09 09:57
>>4
学部は新設される国際日本学部です!!
8 名前:名無しさん:2007/08/09 15:32
無理
受かりたいなら真面目にやれ

以上
9 名前:ハル:2007/08/11 11:53
あげます…。
せめておすすめのテキスト等教えていただきたいのですが…。。
10 名前:名無しさん:2007/08/11 14:27
偏差値ぐらい書け
11 名前:名無しさん:2007/08/12 15:20
傾向ってのは、例えば文法が多く出るのかそれとも長文しかでない
のかということじゃないんですか?
例えば文法でないのに文法について必死にやったって意味
ないじゃないですか。そういう意味で過去問を分析していくと
いいと思いますよ。
それを分析した上で、勉強すればいいんじゃないですか?
テキストはオーソドックスな有名なのが大体いいと思いますよ。
どんなものでも極めるくらいにやれば実力なんてつくもんなので。
だから突き放すような言い方ですが、
人に聞いてる暇があったら勉強しましょうね
12 名前:慶大生:2007/08/13 14:33
受験生はともするとやみくもになって最高の勉強法ばかり追い求め、
十分な勉強時間を確保することができない。勉強の効率を促進させる行為のはずが、
かえってそれがあだとなるという逆説的かつ一種倒錯した構図を構築してしまう。
では、どのすればよいのか?答えは簡単。良い参考書を使い、勉強時間を確保すること、これにつきる。
元受験生であり、慶應SFCの英語をほぼ満点で通過した私の使用した参考書を紹介しよう。
英語
Vワード上級・完結編+単語王+速単上級+解体英熟語+頻出英熟語問題1000+速熟+リンガメタリカ
+速読速聴・英単語(Advanced 1000)Ver.2

筆者:松本茂
出版社:Z会
発行年月:2004/07
ISBN:4939149773

価格:¥1,995 (税込)

 
Core1800
日本における既存の大学入試であれば、問題ないくらいの英語力がつくことを保証する。
東大京大の後期試験、東京外大大阪外大だろうと怖いものはない。
13 名前:ハル:2007/08/17 12:49
>>12
ありがとうございます><。
すっごく感謝してます!
14 名前:さかさま♂:2007/08/20 06:51
>>7
少ししか見てませんが、学部共通みたいなモノありますよね?
それでも受けれるんですか?
15 名前:慶應生:2007/08/20 10:57
前回書きこんだあと、実際明治大学を
目指している人に対しあの勉強法は無駄がありすぎる
かもしれない。ただ、私大を目指しつつも東大になんとか
すべりこもうと一心のひとには最適ではある。(今年から東大
は後期が私文型では受けれないようであるが)
16 名前:慶應生:2007/08/20 10:59
他のところの掲示板に書きこんだコピペを
貼り付けとくので、役立ててください。
17 名前:慶應生:2007/08/20 11:01
英語勉強法概論

では、具体的な参考書や方法論を以下述べていきたい。
まず、単語は今つかっている参考書でもよいが、
「単語王2202」(オー・メゾット出版)がおすすめ。
この単語帳は早慶志望者に熱く支持されている
のが特徴である。
それもそのはずで、ひとつの単語に対して語法や
用法など詳しい説明、それに加え同意語反意語などが
バランスよく配置されており、
有機的に単語を学習することができるのだ。
熟語も今使っているものがあれば、それでもよいが
個人的に「解体英熟語」(Z会)がおすすめ。特徴は
問題を解きつつ暗記を進めることができる、
似たような熟語などの配置がすばらしいなど
があげられるが、それよりもほかの熟語帳にはない
特質すべき性質があるのだ。
それは、ひとつひとつの熟語に対し、なぜその前置詞が
使用されているか、語源はどのようなものか、などコクのある
スパイスの利いた解説が施されているのだ。
絶対お勧めである。
ただし、カード版が発売されているがこれは避けた方が良い。
カード版はバラバラになり整理に苦労するからである。

次に、英文読解を円滑に進めるために、
英文法の基盤をしっかりさせておきたいところ。
全くわからないようであったら、
「安河内の英語をはじめからていねいに」上下巻
(東進ブックス)か「明慶徹の英文法が面白いほどわかる本」
(中継出版)がおすすめ。それに加え、
「Forest](桐原書店)を手元において参照することで、
かなりスムーズに勉強を進めることができる。
特にこの参考書は自身英語の授業では慶大SFCで一番上のクラスに所属している
にもかかわらず、今でも塾で教えるときはこの参考書をなしでは
やっていけない。
これらの参考書を用いて
英文読解の基礎を構築するとともに、文法問題の基礎をつくる。

文法演習に関しては、*「英文法語法1000」*(ゴリゴリ進めるタイプ)、*
「英文法語法のトレーニング戦略編」「入試英文法問題特講」
*(理解しながら深めるタイプ)のうち一つをしっかりこなせれば、
受験に必要な文法知識は十分なので、以降しっかり計画的に進める。
18 名前:慶應生:2007/08/20 11:05
次は受験英語の山場となる長文読解に関して。
正直、英語が読める人の感覚はどのようなものなのか?
受験生時代日々悶々と思い続けてきた一つの命題。
今現在、英語が少しずつできるよになってきた身であるが、
結論を言えば劇的かつ革命的に英文が読める、
ということはまずない、と考えてよい。日々勉強を積み
重ねるなかで、ふと英文を読んでいるとき時計の針が
以前に比べく遅く感じるようになる。これの繰り返しだ。
では、どのような方法で勉強すればよいか。
単刀直入に言って、英文に毎日触れることが肝要である。
そのために、新しい英文と毎日読む英文を両者を用いる。
チャートで示すと
一日の英語の勉強
・新しい英文          
読解(問題に挑戦)→精読(解読)→音読→古い英文としてストック
・毎日読む英文
・シャドーイング(音読)!!!!
ただし、内容が分かっている(読解し終えた物)英文であることが条件。
古い英文の音読(余裕があれば)
これに加え、単語・熟語・文法学習を加える。
これが、最短で英語力を伸ばす方法論だ。
では、どのような参考書を随所使っていけばよいか。
新しい英文に関して。まず、
*「佐々木の英語長文が面白いほどとける本」*を使用し、
英文を漫然と読まないためのフレームをつくる。
0講はしっかり熟読し、「情報の流れを追う」とは
どういうことなのかを身につける。情報構造は、
私大頻出の空所補充・パラフレーズ問題で力を発揮する。
加えて、*「横山のロジカルリーディング」*シリーズ
(三部作あるが、最初のだけで十分)を取り組む。
この参考書は読解方法論の参考書であり、使用目的は
あくまで「英文を漫然と読まないためのフレームづくり」である。
内容を直ぐに忘れてしまったり、解く際にどこを見ればよいのか
分からなくなる原因は全て「英文を漫然と読んでしまっているから」であり、
それを避けるためには自分なりの「○○を意識して読む!」
という指標(思考フレーム)が必要である。ただし、
この方法論は著者自身が指摘している通り、完ぺきではない。
あくまでも、フレームづくりに重点を置くように。
それらを、読了し演習を積み重ねたい場合は、志望校の赤ホンで
演習し、終わったあとは音読用としてストックする。英文の作業で重要なのは、
もちろん単語なり熟語なり英文構造なりを理解することも大切だが、以外に
見逃されがちなのが背景知識の習得だ。要するに、英文演習後、その英文の内容自体を知識として
蓄えなくてはならないということだ。また、どうしても赤ホンの前に問題集を挟
みたい場合*「パラグラフリーディングのストラテジー1」「同2 私立大対策編」*を勧める。
毎日読む英文に関して。速読速聴英単語CORE1800(Z会)を使用する。
この参考書はCDがセットになって手頃に手にいれられ、単語レベルはターゲット位(速単必修編位)なのにもかかわらず、英文内容が
高度で何回も読み込む価値があるからである。加えて、英文が難しい文無駄に長くなく、ひとつが手頃な長さなので、
億劫することなく勉強に行うことができる。一日、3個位進め、古くなった英文(読了した)を毎日シャドーイングする。
時間がある日なら1~10の英文を通してシャドーイングする。量が少ないと感じたなら、速単必修編とCDを追加する。
19 名前:慶應生:2007/08/20 11:07
続き(音読アンドシャドーイングの超超超重要性)



さてここまで段階的に方法論を述べてきたが、実は
重要すぎて強調しきれない要素があったのだが、
気づいただろうか?・・・・・・それは、音読だ!!!!!!
受験生はめんどくさがって必ずと言っていいほど音読をしないが
(おれも最初は疑ってやらなかったが)これを行わない限り、
英語の実力は上がらないと思った方がよい。特にシャドーイング。
では、シャドーイングとは?
シャドーイングとは、ネイティブの人が読んだ英語(CD)を聞きながら、
それと同じ文章をそっくりそのまま音読することを示す。ふつうの音読と異なる点は
英語が全て読まれてからその英語をオウム返しするのではなく、
相手が読んだ0.5秒くらいあとを追うようにして音読すること。
したがって、じっくり聞いてから音読するのではなく、
聞こえたそばから音読しなければならないので、かなり高度な集中力を要する。
ちなみに、ひとつの英文に1~3回行う。回数はその日の状況に合わせる。
最初はストレスがたまるくらい厳しい方法だが、それはつまりそれだけ濃い勉強を
行えている証拠であり、ただ、だらだらと何時間も英語の文章を黙読する方法とは
一線を画す(ただ、読解演習のときはもちえろん黙読なのは言うまでもないが)。
実際始めてもすぐには効果は表れない(物事何でもそうであろう)が、3か月も
すれば
英語力が飛躍的に上昇することを保証する(ただし、それだけ努力しなくてはな
らない。
この方法はいわば30kgの三セットのトレーニングより90kg一セットの方が断然筋肉の
付き具合が違うことと酷似している)。ただ、ここでリスニングが試験科目にな
いから、
音読やCD併用の勉強は不要ではないかという質問は愚問以外何物でもない。
なぜ、音読またはシャドーイングが有効なのか、かなり省いて説明すると、それは
幼児の言語形成の研究領域に踏み切ることになる。まだ、人間の言語形成のについて
は未だに解明されていないが(幼児はまねごとだけで言語を習得しているとは限
らない!!
この種の英文は入試において流行まっ盛りなので、背景知識を蓄えておくことが
重要!!)
少なくとも言えることは、幼児は文字の前に必ず音から言語を習得していくとい
うことだ。
その逆はあり得ない。この事柄だけの記述でも説得力があれば幸いである。
また、問題集の英文はもちろんCDなどついていないから自分の声だけで音読する。
シャドーイングで発音も同時に鍛えれば、ただの音読だけでも有効であろう。

以上で英語に関する勉強法の記述を終わる。
20 名前:慶應生:2007/08/20 11:09
現代文の基礎作りに最適な「現代文読解力の開発講座」と古文文法の基礎「ステップアップノート」or「古文文法問題演習」を終えるまでが「基礎期」。以降演習期間が「実践期」。
 勉強が遅れている場合も古文文法の確認は飛ばしてはならない。当面の目標は上記の古文文法ドリルを終えること。
 また、現古とも秋冬以降の実践期であっても1日1題ペースで進める必要はない。3日に1題程度で問題ないので他科目に力をいれよう。

=現代文=

 現代文常識に関しては基本的に必要ない。下に紹介する参考書→問題集をしっかり読むだけで入試現代文で問われるフレームは理解できる。しかし、興味もあるし是非とも現代思想の流れに触れてみたい!
という人には「高校生のための入試評論文キーワード100」を薦める。ちくま新書から出ている一般書だが、内容は素晴らしく入試評論文のうんちくを語れるようにさえなるだろう。
ただ、重厚で活字慣れしていない人にとっては挫折率も高いかもしれない。
本屋で見て、本書では挫折しそうだと思った人は「現代文 キーワード読解」をやると良い。実際の入試問題が例文となっているし、使いやすさは随一。

 尚、がっつり取り組む必要はないものの、これらの本は問題集をやった際に同じテーマを扱っている項を逆引きして読んでみる等の使い方をする分には理解も深まって良いだろう。
21 名前:慶應生:2007/08/20 11:11
【私立】現代文は、開発講座が終わったら、あとは演習のみ。
「現代文ターゲット別問題集(ハイレベル私大編)」と「現代文精選問題集」がオススメで、
それぞれ15題、20題の問題が掲載されているため2.3日に1題のペースで10.11.12月で終わらせることが出来る。
加えて11月には例によって志望校別模試対策に過去問を数問挟む。現代文に関しては以上で年内の勉強法は終わり。



【国立】国立でも同じく現代文読解力の開発講座を扱うが、こちらの場合は時間をかけて要約問題までやろう。これがまた凄くプラスになる。そしてその後は、「得点奪取現代文」を進めていく。
若干易しくも感じるが、これがもっとも記述解答の作り方を詳しく解説している。霜の要約問題と得点奪取現代文まで終えたら、基礎力は揺るぎないものとなる。これを10月一杯目標に終わらせ、
11月からはひたすら模試問題集(河合と駿台のもの)とセンター過去問をうまく組み合わせながら演習していこう。これで年内の勉強は終わり。
22 名前:慶應生:2007/08/20 11:12
=古文=

私立国立問わず、「ステップアップノート」or「古文文法問題集」をなんとしても終わらせることが最重要課題。
そこに入るまでで躓いている人は「古文文法をはじめからていねいに」を使用する。尚、早くから勉強を始めていて余裕のある受験生は
「現在から読める古文」を用いて、読解のための古文常識を頭に入れておくと、後の学習が楽しくなるし、読解上気にとめるべきポイントが一通り頭に入る。

単語に関しては「パピルス古文単語」が優れている。
23 名前:慶應生:2007/08/20 11:13
【私立】文法を終えたら、「元井の古文読解が面白いほどできる本」を挟み、実践的な敬語のとらえ方や、文脈の追い方を知る。
これは案外修得が難しいため、復習に時間をかけること。文法知識と元井の読解法がある程度分かったら、あとは演習。
「古文精選問題集」がレベル的にも解説の量的にも最適なので、2日に1題くらいのペースで解き進めていく。例によって11月に少し過去問演習期間が入るため、
復習の時期を入れて年内一杯にココまでで問題ないだろう。ちなみに精選問題集が終わったら、再び元井の方法を確認して、それを踏まえた復習をしていくこと。



【国立】文法を終えたら、「古文解釈はじめの一歩 文法から解釈へ」→「はじめの一歩古文読解問題集」と進んでいくのがよい。
関谷先生の方法は特に主語の補い方が秀逸で、文脈を捉え、内容把握するという点では最高。また、品詞に対する強さも身に付くため現代語訳問題にも広く応用可能。
この時点で古文が得意な人は上記2冊のかわりに「古文解釈の方法」に入っていくのも良いが、ここは自分の学力と相談。ここまで終えたら、あとは現代文と同じく、
模試問題集とセンター過去問を組み合わせて演習していけば年内の勉強はOK。国立プランでは、現古共にこの時期から「センター過去問」を演習に組み込んでいくのは大きなポイントである。
24 名前:慶應生:2007/08/20 11:14
【センター対策】現代文は過去問を通じて解法の発想を覚えることが全て。市販の参考書に特筆すべきものはないし、「黒本」をひたすらやるべし。
古文も上記のプランが終了していれば直ちに演習に入って問題ないが、満足な学習が出来なかった人は「センター必勝マニュアル古文」
がセンターらしい問題を最もよく取り入れて解説しているし、知識のまとめに関しても優れている。ほとんどの問題を解きながら学べる点も演習兼ねられるため良い。
基本的には後半の読解問題部分のみで良いが、基礎知識が曖昧な人は前半の識別・解釈・敬語の章も良いドリルとなる。漢文は、「センター漢文解法マニュアル」が句法のデータも新しく、
覚えた句法の選択肢への活かし方等も後半でがっつり説明されていて良いです。ただ一つ難点を言うと、昨今重要視されている「漢文単語の充実度」で言うと「センター必勝マニュアル漢文」に劣る点。
なので、基本的には解法マニュアルを使いつつも、直前期は本屋に寄ったら必勝マニュアルの漢文単語の部分をサラっと眺めるなどしてみると良いかもしれません。
25 名前:慶應生:2007/08/20 11:18
日本史勉強法1:日本史の勉強の3ステップ
○日本史の勉強の3ステップ

 「日本史勉強法」では大学受験のための日本史A・B勉強法を説明する。大学・学部によって問題傾向は異なり、細かく言えば勉強法はそれぞれ違う。しかし、基本となる勉強法は存在するのである。

 日本史の勉強には、基本となる次の3ステップがある。

?アウトラインをつかむ
 「アウトライン」という分かりにくい言葉を使ってしまったが、要するに、授業を聞いたり教科書・参考書を読んで、日本史を知るということである。

?暗記する
 ?ではただ日本史を知って、理解しただけなので、暗記はできていない。暗記を繰り返し繰り返しすることが大切である。

?演習をする
 知識の定着のためや、問題形式になれるためなどという意味があり、重要である。

 どんな大学を受けるのであっても、この3つのステップを意識して欲しい。暗記をするだけでは、実戦ではなかなか通用しないし、演習をするには暗記をしておかなければ意味がない。

 具体的にどのように勉強をしていけばよいのか、みていこう。
26 名前:慶應生:2007/08/20 11:20
○「アウトラインをつかむ」とはどういうことか

 「アウトライン」というとなんだかよく分からないと思うが、みなさんが学校や予備校などで日本史の授業を受け、理解することだと考えて頂ければ良い。高校や予備校等の授業で日本史を勉強していれば問題ないが、
独学の場合や授業が遅いなどの問題がある場合は、教科書・講義録等の参考書を読んで自分で進めていく必要がある。

 いずれにしても、1番基本となるのが教科書である。ただ、教科書は無機質すぎてつまらないし、分かりにくいので、参考書などにも頼りながら進めていくのも手である。詳しい教科書の使い方については、こちらを参照して頂きたい。

○先取り学習

 現役生で塾・予備校に行かない方(私がそうだった)にとっては、高校の授業の進度が問題になる。2学期以降に未習部分が多くあるとつらい。
又、人間は少しでも触れた事柄は再び出会うことで覚えていくものである。例えば夏休みに近現代史の基礎を学んでおけば、2学期以降の模試で出題された時に覚えていなくても印象に残り、
その後は忘れにくくなる。だから、夏休みには出来るだけ先取り学習をしたい。

 夏休みに先取りしておきたい事は次の事項である。
  1.現代史…学校の授業では疎かになりやすい
  2.通史の未習部分(近代等) or 文化史の未習部分
27 名前:慶應生:2007/08/20 11:22
○教科書の役割

 日本史の学習の基本は教科書である。教科書の内容をしっかり押さえることが、言うまでもなく大切である。

 しかし、よく「教科書はとにかく何回も読め」というようなことを聞くが、これははっきり言って意味が無い。読むだけで教科書の内容を覚えることは不可能だからである。
又、山川出版社『詳説日本史B』は多くの方に利用されシェア?1であろうが、かといって受験に必要な知識すべてが出ているわけではない。

 つまり、教科書だけにとらわれていては、知識は限られたものになってしまうのだ。教科書は歴史の流れと基礎知識を押さえるために、1・2回程度読み、
後は知らない知識があれば確認のためにその都度チェックすればよい。用語を知りたいならば「用語集」や「一問一答」を使えばよい。

○教科書の読み方

 基本としては高校・予備校の授業の復習時、受験勉強初期の学習時に読む。知らない知識は「暗記ノート」に書いておく(「暗記ノート」については次々項で解説)。

 蛍光ペンなどでラインを引く方は多くいるが、私はあまり意味が無いように思う。何故ならば、教科書の内容はどれもが重要のため、
他の項目より目立たせる必要は無いからである。逆に目がチカチカして見にくくなるのではないか。もちろん、人によってその目的は異なるであろうし、結局は好みの問題かもしれない。

○どの教科書が良いか

 高校日本史・世界史界は明らかに山川出版社が牛耳っている。間違いなく、圧倒的なシェア?1であろう。裏を返せば、入試作成者も山川出版社の
『詳説日本史B』をメインに使って問題を作っているのだろうから、迷ったら山川教科書を使うとよいだろう(実際に山川教科書の記述に酷似した問題が散見される)。

 私が受験勉強をしている際も、山川出版社の教科書は入試で出される事項が多く書いてあるな、という実感があった。やはり、圧倒的なシェアナンバー1というのが主因であろう。

 高校の授業等のために、山川出版社以外の教科書を使用している方にとっては、教科書を変えた方が良いのか、という悩みがあると思う。これは難しい問題なのだが、まず理解して頂きたいのは、
山川出版社の教科書に受験で出題される事項が100%掲載されているわけではない、ということである。特に早慶大レベルになると、山川教科書を超えた出題が多々ある。つまり、山川教科書は決して万全ではないのである。

 このことを踏まえた上で私の見解を述べると、センター試験やそこまで日本史が難しくない大学なら、どこの教科書でも問題ないと思う。しかし、それ以外ならやはり山川出版社がお勧めである。細かい知識を問う問題や、
特に早稲田の数値問題などは山川教科書に頼っている部分がかなり大きいからだ。

 だが、教科書2冊を使用していくのは、大変なことであると同時に非効率的なので、一から読むというのは勧められない。その場合は、学校の授業は学校指定教科書で進むから、それをメイン教科書として使っていく。
その教科書で山川教科書の本文のほとんどは押さえられるだろうから、あとは山川教科書の脚注を見て補っていけば良い。このように、2冊の教科書の役割を決めて使ってみてはいかがであろうか。

 以上はあくまでも私の見解であり、私とはまた違った考えの方も多くいらっしゃる。正反対の意見としては、一例としてこちらのサイトを御参照頂きたい。 →大学受験日本史学習法

 どちらが正しいとはなかなか言えない、難しい問題なのは事実である。学校・予備校の先生や先輩など、色々な方の意見を参考にして、納得できる方を選んで頂きたい。私の考えが、その一助になれば幸いである。

 尚、最近は三省堂の教科書も早慶大を中心に使用されているようだ、ということを聞くが、山川以外の教科書をあえて2冊以上持つのはナンセンスである。用語集で補えばOK。
28 名前:慶應生:2007/08/20 11:23
○講義録の使い方

 教科書は学習の基本であるが、はっきり言ってつまらない。コンパクトにまとまりすぎていて、分かりにくい。そこで使用したいのが講義録である。これは予備校講師の授業をそのまま活字化した、若しくは講義形式に書き下ろした参考書である。
そのため頻出ポイント中心に解説されており、流れも理解しやすい。

 独習の方、未習箇所を先取りしたい方、学校の先生の授業がいまいちで困っている方はぜひ教科書と併用すると良い。一部の分野(文化史だけ、近現代史だけなど)の使用でも良い。読み方については「アウトラインをつかむ」と
「暗記ノート」を参考にされたい。
 ただ、難点は巻数が多く、全部そろえるとかなり値が張る点だ。量もすごく多い…。
29 名前:慶應生:2007/08/20 11:24
○暗記をする

 前のステップで理解したことを暗記しなければ点は取れない。暗記には「暗記ノート」を使うとよいが、それについては次項で説明するとして、ここでは暗記の際に意識して欲しいことを挙げる。

・何度も繰り返す
・必ず書きながら
 目で見て、書くことで暗記効率はアップする。
・必ず声を出しながら
 あまり実行する人はいないかもしれないが、これは大いに効果がある。目で見て書いて、声に出すことで暗記効率は格段にアップする。繰り返すことで、問題を解いていると語句がリズミカルにポンポン!と出てくるようになる。
 図書館や自習室では当然出来ないので、暗記は自宅でやるようにしたい。大声を出す必要はない。周囲(家族)から見れば異様かもしれないが、必ず実行して欲しい。本当に絶大な効果がある。

○暗記のヒント

 日本史はとにかく用語が多く、まぎらわしいものだらけである(人名はもちろん、大学別曹、新興財閥などなど)。だから、語呂合わせはどんどん使おう。でなければ、普通は覚えきれない。
 自分で作るのがもちろん一番であるが、本やインターネット上でも色々な語呂が出回っているから活用しよう。

○年号の暗記

 日本史で受験する上での最大の関門は、年号であろう。年号を答えさせる問題は多くないにしても、配列問題や正誤問題などにおいて年号の知識が求められる。
 莫大な量の年号をいかに覚えるか、ということで悩んでいる方は多いと思う。私はゴロに頼らずにそのまま覚えたが、いくつかコツがある。その年号を覚えるコツを説明する。

? 覚えやすいものをまず覚える
 1333年の鎌倉幕府滅亡や、1901年の八幡製鉄所操業開始(20世紀最初の年)などは記憶しやすい。

? 同じ年に起こったことを覚える
 1877年といえば西南戦争だが、東京大学誕生の年ということでも有名。

? ○年後の出来事を覚える
 794年は平安京遷都の年だが、100年前の694年は藤原京遷都、逆に100年後の894年は遣唐使廃止、など。

 特に?はなかなか使えるテクニックなので、いろいろ見つけてみてほしい。
30 名前:慶應生:2007/08/20 11:25
○「暗記ノート」は作るべきか?

 「暗記ノート」とは日本史の内容を見やすくまとめ、赤シートなどを使って語句を隠して覚えることのできるノートを意味する。定期考査の前に使うような、そんな感じのノートと同じであるが、
その内容は受験に対応したものとする。暗記にはこれを使い、あとは問題演習でOKという感じにもっていきたい。
 
 「暗記ノート」を作ることに対しては、予備校講師の間でも賛否両論があるようだ。時間がかかるため、負担が大きいからである。
 私としては「オリジナル」の暗記ノートが一番良いと思うが、やはり負担を考えると無理には勧められない。そこで、高校1・2年生の方にはぜひつくってみることを勧めたいが、
受験生の方は「市販製品」を「暗記ノート」として代用しても構わない。

○作るタイミング

・授業後の復習としてつくる。高校2年生以下の方は今のうちにつくっておけば、定期考査・入試と2度活用できる。
・独習なら「教科書・講義録を読む→ノートをつくる」のサイクルを繰り返す
・暗記ノートを作るのは結構な負担であるし、勉強の基本となるので、夏休みの終わりまでに大方は作りたい。

○作り方

?オリジナル
・まとめ方は学校・予備校の先生のまとめ方そのままか、自分独自のまとめ方どちらでも良い。
・後で書き込んでごちゃごちゃしないよう、余裕をもったつくりにする。
・パソコンを使っても良い。パソコンで作れば後でいくらでも追加できるし、手書きよりずっと見やすい。画像も入れられるので、私は文化史のみパソコンでまとめた。但し、なかなか大変である。
31 名前:慶應生:2007/08/20 11:26
?市販製品を代用する
・あらかじめまとめられたノート・参考書類・予備校のテキストなどに答えを赤ペンで記入したり、緑のラインマーカーを塗ったりして赤シートで隠せるようにする。お勧めするのは、難関私立大学狙いなら「伊達の速効日本史最勝王―代々木ゼミ方式」である。
 又、その他なら「詳説日本史B要点整理ノート」もしくは「詳説日本史Bノート」である。教科書を隅から隅までしっかりマスターしたいという方は「詳説日本史B要点整理ノート」を、日本史は合格点を目指している方やセンター試験の方は
「詳説日本史Bノート」が大体の目安である。
・オリジナルよりずっと楽だが、追加の書き込みがしにくいし、ごちゃごちゃするというデメリットがある。

 使い勝手・手間・残された時間を考えて、やり方を決めて欲しい。

○使用法

・繰り返し、繰り返しやって覚える。
・問題演習で出くわした、知らない知識を書き込んで追加していく。これは大切なことである。書き込んで、自分の知識の源泉は暗記ノートと言えるようにしてほしい。
32 名前:慶應生:2007/08/20 11:27
○問題演習の種類

 流れを知り、用語を覚えても問題が解けるようにはならない。出来るようになるには問題演習が欠かせない。問題演習には、次の3種類がある。

 ・問題集
 ・過去問
 ・模試

○問題集を使っての演習

 夏休みまでは問題集をやる必要はない。この時期は他科目を優先し、日本史はアウトラインの理解と余力があれば暗鬼を進めるようにしてほしい。

 そして、夏休みに『実力をつける日本史100題』(Z会出版)などの基礎的なものを1冊やり、2学期以降は様々な問題集を次々やっていき、入試までにある程度内容のあるものを6~8冊は制覇したい。
但し、過去問をやる量が多ければこれより減らしても良い。

 問題集を解き、受験で必要な知らない知識に出会ったら「暗記ノート」に書き写す。注意したいのは、(史料問題集を除き)1度解いた問題集は2度とやり直さずに、新しいものをガンガンやっていくことである。問題集に出た未知の知識は
「暗記ノート」に書き写すのだから、「暗記ノート」をやれば覚えることが出来るからだ。同じものにいつまでも執着していては新しい問題に出会えないし、スピード感がなく勉強のモチベーションを低下させてしまう。
日本史、特に私立大日本史は知識力が勝負なのだから、出来る限り多くの問題に触れることが大切である(他の教科は何ともいえない)。
 もちろん、10冊・20冊と解くのは時間に対する利益があまり無く、意味をなさないが、6~8冊なら丁度良い。
33 名前:慶應生:2007/08/20 11:35
参考書・問題集の紹介
お薦め度

★(やめた方がよい)←★★★(ふつう)→★★★★★(お薦め)

≪一般の参考書≫

『石川の日本史実況中継』(語学春秋社)          ★★★★★
河合塾の石川晶康氏の参考書。読みやすいのだが,冊数が多いのが難点。本屋で開いてみて少ない時間で読み切れそうだと確信できればお薦め。
『結論!日本史』(学研)                 ★★★☆☆
河合塾の石川晶康氏の参考書。読みやすいが,因果関係や背景について説明の抜けているところがある。また,重要事項や流れを理解するうえで重要な記述は緑字になっているようなのだが,
たまに非常に細かなデータが緑字になっていることがあったりして基準があいまい。太字か緑字かの違いにあまり意識しない方がよさそうだ。その意味で,同じ石川氏の参考書では『実況中継』の方がよい。
『野島のセンター攻略日本史B』(東京書籍)        ★★★★★
センター対策に向けた導入の参考書としてお薦め。
『詳説日本史研究』(山川)                ★★★☆☆
山川の教科書(『詳説日本史』)を詳しくしたような参考書なので,山川の教科書を使っている受験生には無難。


≪サブノート≫

『徹底整理 詳解日本史ノート』(実教出版)★★★★★(京大受験対策に最適)
『ゼミノート日本史B』(数研出版)    ★★★☆☆(標準)
『日本史Bの必修整理ノート』(文英堂)  ★★★★☆(初級向け)
教科書を読むための補助手段として活用するとよい。その際,付属している解答集を参照せずに,教科書を読みながらサブノートの空欄を埋めるという作業を行うのがベスト。
なお,京大対策として『徹底整理 詳解日本史ノート』(実教出版)を活用する場合は,単元ごとについている“発展学習=記述・論述”に従って教科書記述を200字で要約してみよう。
34 名前:慶應生:2007/08/20 11:37
≪問題集≫

初級・中級向け

『実力アップ[標準]日本史B問題集』(旺文社) ★★★★★
『シグマ標準問題集 日本史B』(文英堂)    ★★★★★
この2冊はともに,高校の授業での補助教材として使われることを意図して作成されている問題集だが,採用されている問題は大学入試問題であり,受験対策として最初にやる問題集としても最適。
『日本史よくでるテーマ別問題集』(駿台文庫)  ★★★★★
平易な問題で構成されており,初級者向けとして最適。ただし文化史が少ないのが難点。
『はじめる日本史50テーマ』(Z会)       ★★★★☆
レジュメ風のまとめと,入試と同程度の分量の文章をつかった空所補充形式などの問題で構成。初級者にはやや難しい。
『日本史B 頻出重要問題集』(旺文社)     ★★★★★
標準的な問題集として使いやすい。京大や関関同立レベルだと,このくらいの問題集は完璧にしておきたい。


上級向け

『日本史B頻出問題演習』(駿台文庫)     ★★★★★
早慶から法中明や関関同立など,難関私大向けの問題集。
『実力をつける日本史100題』(Z会)     ★★★★★
解説がやたらと充実しているために見た目がやたらと分厚いが,問題数は100題と標準。
『早慶大・日本史』(河合出版)        ★★★★★
早稲田・慶応(経済を除く)の過去問対策をたてるための問題集として最適。秋以降に赤本をやろうかと考えたら,
その前にこれを一通りやっておくとよい。そして,どの程度の問題が正解できればよいのか,どの程度まで捨ててよいのか,の目安をこれで会得したい。
『攻める日本史 近・現代実戦演習80』(Z会) ★★★★☆
難問も含まれているが,早慶など難関私大対策として,近現代史を徹底して得点源にしたいと考えている受験生にはよい。


センター

『センター試験短期攻略問題集 日本史B』(駿台文庫)     ★★★★★
『センター試験対策問題集 本番で勝てる!日本史B』(文英堂) ★★★★★
『センター試験への道 日本史B』(山川出版社)        ★★★★☆
『きめる!センター日本史B』(学研)             ★★★★☆
センター向けの問題集はさまざまあるが,個人的にはこれらがよいと思う。
『センター試験への道 日本史B』(山川出版社)は高校などの授業併用には適しているが,小問ごとに切り分けて掲載されているため,
こうしたタイプの問題集に慣れてしまうとリード文を読まないクセがついてしまいがちなので気をつけたい。センター試験ではリード文も設問を解くためのヒントになるので注意したい。
『センター試験日本史B正誤チェック問題750』(駿台文庫)   ★★★★★
センターで安定した得点を確保するためには正誤判定問題を確実に攻略できる力が不可欠。そのためのコツをつかみたい。
35 名前:慶應生:2007/08/20 11:38
関関同立対策

『関関同立・日本史』(河合出版)  ★★★★★
『斬り捨て御免の日本史』(山口書店)★★★★☆
手にとってみて使いやすそうなほうを選べばよい。解説での情報量の多さから,やや河合出版のものが買いごろか。
『関西私大入試対策用日本史問題集』(山川出版社)★☆☆☆☆
関西地区の主要私大の入試問題を網羅しており,受験生にとっては便利だが,選ばれている問題はあまりよくない。“初級・中級向け”のところで紹介した問題集を使う方がよい。
「20点UPの日本史」(駿台関西の冬期講習教材) ★★★★★
関関同立での頻出用語とその出題のされ方に関するデータがおさめられており,関関同立対策の最後の仕上げとして最適。


文化史

『日本文化史の整理と演習』(河合出版)           標準
『徹底解説 時代別分野別日本文化史必修問題76』(桐原書店) 標準
『攻める日本史 文化史実戦演習60』(Z会)         難
読み比べてみて,自分にとって使いやすいと感じたものを選べばよい。


論述対策

『日本史講義 時代の特徴と展開』(駿台文庫)     ★★★★★
論述対策向けの参考書としては定番の一冊。やや古いが,東大志望の受験生は読みこなして欲しい。
『論考テーマ型 日本史論述明快講義』(旺文社)    ★★★★☆
参考書兼問題集の定番をねらったものだろうが,問題集としては不十分。『“考える”日本史論述』(河合出版)のほうがお薦め。ただし,ネタ本と考えれば使いでがある。
『“考える”日本史論述』(河合出版)         ★★★★★
論述問題集として適度にまとまっておりお薦め。ただし,筑波大や京都府立大などを考えている受験生にはZ会のもののほうが使いやすい。
『日本史論述トレーニング』(Z会)          ★★★★☆
字数ごとに分類してあるのが特徴なのだが,字数が短ければ平易というわけではないので注意が必要だ。ただし,筑波大や京都府立大のように400字(程度)
の問題が出題される大学を志望している受験生には,そうした字数の長い問題がそれなりの数,収録されているので便利である。その部分だけを使えばよい。
『書いてまとめる日本史-日本史短文論述練習帳-』(河合出版)★★★★☆
短文論述が中心の問題集。便利といえば便利だが,東大・京大・一橋などを考えているのなら,これよりは『“考える”日本史論述』(河合出版)がお薦め。


一問一答式の用語問題集

知識の確認のための手段として使うとよいが,これだけで受験対策が万全だと誤解しないように。とくにセンター試験にみられるような,時代ギャップをねらった文章正誤判定問題には,これだけでは対応しきれない。

『日本史頻出わーど問題集』(駿台文庫)    ★★★★☆
短文形式の空所補充問題集。基本的な知識をまんべんなくおさえるのに適している。
『入試に出る日本史B用語&問題2100』(Z会) ★★★★☆
標準的な一問一答問題集。
『日本史B一問一答 完全版』(ナガセ)    ★★★★☆
早慶など私立の難関大学向けの一問一答問題集。
36 名前:慶應生:2007/08/20 11:42
怒涛のように書きこんでしまったが決して
あらしの類ではない。

もし、不明な点などがあったら、質問でもしてください。
蛇足ですが、第一志望を明治でなく早稲田や慶應もしくは
上智、また国際系ならICUなど上を目指すことを勧めます。
少なくとも上記で示した指針は、最難関校を合格した
かたがたの意見も多数取り入れているので、あなたのやる気さえ
あれば、今示したような大学も夢ではないことだということを
付記しておきます。
37 名前:名無しさん:2007/08/20 12:19
マーチ志望なんですが、速単上級ではオーバーワークですか?
38 名前:慶應生:2007/08/20 12:28
まぁ、どのくらい力量なのかにもよりますし、
マーチといっても立教の法社などはむずかしいですからねぇ
39 名前:名無しさん:2007/08/20 14:53
かなり参考になりました。

英語についてですが、長文読解の参考書はこの時期からでもやった方がいいのでしょうか?
現役で上智や慶應に受かった連中はそろって上位大の赤本を解きまくれ!というので
今は解いて、慶應生さんのいってるように自宅に帰ってから音読等してます
40 名前:さかさま♂:2007/08/21 03:07
>>14 続き
学部共通→「全学部統一入試」のことです。
>>0 答え
*英語
大問3題。読解問題の長文の長さはセンターぐらいか少し短めか。
語彙力が必要。会話文は、長さとしては長め。ここも語彙の問題か。
文法・語彙問題に関しては、やや難。接続詞、前置詞を選ぶ問いは
かなりの英語力が必要。(赤本に書いてた)
アクセント問題は、満点が狙える。毎日の練習がカギを握る。

*国語
大問3題。
評論はセンター過去問で練習が可能ではないか。
ただ、文章挿入の問いは過去問を解くべき。
古文は、基礎が固まればある程度点数は取れる。後は文章を読むこと。
センターの過去問でも練習すればいけるか。

・・・こんなところですか。(募集人数は20人でした。)

この学部単独の入試問題は、文系学部を一通り調べれば大丈夫だと
思いますが。参考にしていただければ。
41 名前:慶應生:2007/08/21 14:32
<<40ただやみくもに過去問を解くのは
疑問符がたちますが、この時期から赤ホンに手を出さなくて
はならないということは確かです。

志望校に関係ない赤ホンをとくのは避けるべきでしょう。
42 名前:名無しさん:2007/08/21 15:09
たぶん問題を数こなせということだと思うんですが・・・。

慶應生さんが言う毎日新しい英文っていうのは問題集とかのですか?
43 名前:慶應生:2007/08/21 15:32
そうです単に初見だということです。
問題集は上記の物が秀逸だと考えます。
44 名前:名無しさん:2007/08/22 14:34
*「パラグラフリーディングのストラテジー1」「同2 私立大対策編」

ってどこ出版ですか?
45 名前:慶應生:2007/08/22 15:36
河合出版です。
横山のロジカルリーディング(語学春秋社)
佐々木の英語長文が面白いくらいできる本(中経出版)
もお勧め、というかこれをやるべきっだと思います。
さきのやつは解放が頭に入った後くどくどした説明がなく
簡潔にまとまっているため、演習に最適ななのです。
46 名前:名無しさん:2007/08/23 14:22
やるべきだったということはもう手遅れってことですか・・・?

横山のロジカルリーディングは見てきましたが、後期(自分は浪人です)が始まると
なかなか自習の時間取れないんでキツイという気がしました・・・。
47 名前:慶應生:2007/08/24 04:36
いやいや全然手遅れではないですよ。
僕は現役でしたが、ロジカルやったの9月の終わりです。
2日に一問でもいいので、こなせれば一か月で終わるはず。
48 名前:名無しさん:2007/08/24 14:25
3つのうちの最初のがいいんですか??
49 名前:慶應生:2007/08/24 14:33
とにかくロジカルと佐々木の長文はおすすめ!!
やればわかります。
ほかの参考書はよくても詳しい解釈どまり。
50 名前:名無しさん:2007/08/24 23:43
2つのうちだったらどちらがさらによいですか?

さきにさらにオススメな方やっておきたいので。

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