【美男子】アニメ・声優研究会 準備スレ vol.1【醜男子】
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0
名前:
桃旗の下に
:2004/07/10 15:12
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この大学には、漫研・TR..
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7
名前:
.clackers
:2004/07/25 00:44
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単にアニメ見るだけとか、ゲームやるだけのサークルになるような気もしますが…。本気で、作る気ならどういうことをやるのか、明確に書いて欲しいですね。スレ主は。というか、もしかして釣られた?(゚∀゚)
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8
名前:
匿名さん
:2004/07/25 15:28
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http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/114/1089632097/l100
こっちの方に移って議論してるみたいだよ
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9
名前:
匿名さん
:2004/10/27 21:44
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wwww
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10
名前:
匿名さん
:2006/07/15 17:14
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引用:Lがキラだったら
真っ白な室内、その中央に一人の男が座っている。
彼の色は室内の雰囲気とは対象的だ。
乱雑に伸びた黒髪が、その部屋の白を飲み込む。そして眼球の大半を占める瞳
はそれよりも深く黒い。
その瞳が白く光る画面を離さない。
目前に開かれた2台のノートPC。
男の左脇には、まだ手のつけられていないプリンが縦に積まれている。右脇に
は空の容器が無数に散乱している。
(・・・この事件も、ようやく決着(けり)がついたか・・・)
マウスを操る手を止めると、ふらりと立ち上がる。
ふいにテラスへと向かい窓の手前で足を止めると、外の世界にその瞳を向けた。
大きめに備え付けられた窓、その先には夜空と無数に散りばめられた星以外は
何も無い。別に建物も何も無い田舎だからという訳ではない。ここは地上数十
メートルに位置づけられた超が付く程の高層マンションの最上階、その一室な
のだ。
それでも男は不用意にテラスに踏み出しはしなかった。今立っている場所がギ
リギリの境界線、自分の居るべき世界と外の世界との・・・そんなふうに考え
ている。
そんな刹那、彼の瞳をそれが縦に過ぎった。
上からだろうか、それはテラスの中央に舞い降りた。
(・・・上から?)
彼は不思議に感じた。
それもそのはず、彼の居る高さよりも高い処などはこの界隈には存在していな
い。それに、もし上空を通るものがあるのなら事前に連絡が入ることを彼は知
っていた。
物理的には考えられない現象・・・それはそうやって彼の前に現れたのだ。
窓のロックを解除すると、彼はテラスへと足を踏み出した。
そしてテラスの中央で足を進めると、それを見下ろした。
(ノート・・・か?)
黒いノート。表紙になにか書かれている。
(・・・デス・・・ノート?)
彼はそのノートを手に取り、テラスを後にした。
窓のロックを閉め、それに体重を預けるように凭れると、ノートの表紙を一枚
捲った。
HOW TO USEと称し、そのノートの使い方や簡潔なルールが書き綴ってある。
(・・・人を殺せるノートか・・・くだらない・・・子供の悪戯にしては手が
込んでいるし、大の大人がこんなものを作って喜んでいるようではどうしょう
もない・・・ただ・・・)
彼は軽く振り返ると、その上空を見上げた。
(・・・解せないな・・・)
そのタイミングでパソコンから電子音が鳴る。それに続けて音声も。
「L―ワタリです」
ワタリとの通信を終えて数十分。Lはまだ解せないままでいた、先程のノート
の出現過程を・・・。
Lはパソコンに背を向け、ノートをただ黙って眺め続けている。
L(・・・・・・)なにを思ったのか急に硬直させていた姿勢を解き、ぶっきらぼうにノートを開
く。そしてペンを握り、ノートに走り書いた。
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11
名前:
匿名さん
:2006/07/15 17:14
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ベインズ・パーラー 心臓麻痺
ウィンチェス通りにて心臓麻痺で死亡 』
L(・・・・・・)
Lは急に興醒めした表情を作ると、ペンを投げ捨てノートも放った。
くるりと体制を180度反転させると、まだ空いていないプリンを手に取り、封
を開けた。
L(まったく、何を考えているのか・・・私としたことが・・・疲れていると
でもいうのか?・・・確かにあれの出現過程に関しては解せないが、1パーセン
トでもあんなものの真偽に干渉し、ましては書き込むなどという愚行を行うと
はな・・・)
封を開けたプリンを口の上まで持ってくると、それを中指と親指で軽く押す。
容器から解き放たれたプリンは重力に逆らうことなく、その下で待機していた
Lの口の中へと滑り込んだ。
口の中いっぱいに詰まったプリンをもぐもぐと味わいながら、マウスを操り始
める。
L(・・・この事件・・・ワタリの報告通りなら、心理分析的にも犯人は彼で
ほぼ決まりということに・・・)
黒い瞳が画面に映し出されている情報を何一つ逃すことなく、拾い集めていく。
すでにLの脳裏からノートの存在は消されていた。先程のワタリからの通信に
よる新たな事件の推理に完全に切り替わっているのだ。
Lは巧妙かつ複雑に入り組んだ難事件を、一つ一つ丁寧に解いていく。
それとともに時計の針も一秒一秒時を刻んでいく。
真っ暗闇の中に落ちていくかのように、夜はさらに更けていく。
そして・・・Lの背後では黒いノートが暗闇の入り口を開けて待っていた・・・
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