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理学部とか・・・
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37 名前:匿名さん:2005/06/09 11:09
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広島大が授業入試を導入 「物理の広大」再び
2005年06月08日 朝日新聞
かつて京都大とともに国内の理論物理研究をリードし、「物理の広大」とも呼ばれた
広島大学が来春入学する学生の選抜で、宇宙・天文や素粒子に興味がある高校生を対象に、
実際に授業を受けてもらって選ぶ「ゼミナール選考」を実施する。今月中に志望者を募り、
9月に合格者を決める。文部科学省によると、こうした入試は全国でも数例ほど。
大学側は「学習意欲にあふれた学生を、世界で活躍する研究者に育てたい」という。
広大は1944(昭和19)年、理論物理学研究所を設置。原爆投下でいったん
壊滅状態になりながらも復興し、京大の基礎物理学研究所などと国内の研究で中心的
な役割を果たした。両者は90年、京大の研究所として統合されたが、大学別論文
引用度ランキング(00~04年)の物理分野で、広大は9位に入っている。
理学部物理科学科が02年度から続けている小論文と面接による「AO入試」
の一環。受験生の学習意欲や興味をじっくり評価しようと導入する。
担当の杉立徹教授(クオーク物理学)は「広大の物理の研究水準の高さは
あまり知られていない。広大で学びたいという学生を集めたい」と話す。
出願は20日から24日まで。志願者は7月16日に相対論、素粒子論
などの講義を受け、レポートを提出。30人程度にしぼられた後、
8月19、20日に実験、討論などがあり、合格者5人が決まる。
問い合わせは、広大入学センター(082・424・6185)へ。