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東工大の女子
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132 名前:匿名さん:2006/03/18 06:50
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お盆に、親父と長野の親戚の家にいった。
伯父(高卒市議)も来ていた。
伯父「康夫君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの大学に行っているんだ?」
俺 「東京工大です」
伯父「??そうか、東京工大か!変な私立行くなんて高校時代遊びすぎたんだろ!
でも浪人しなくてよかったな!」
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!
深志から信大だぞ!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、信州大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」
「康夫も大学生だ。康夫と昔よく遊んだだろ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「(馴れ馴れしく)康夫、久しぶりー、元気!」
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「信州大に行っているんですよー(勝利者宣言)
康夫君はどこに行ったの?」
俺 「東京工大w」
ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。
伯父「東京工大に勉強教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「?」
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした伯父と目があった。