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【成蹊 法学 AO入試】
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916 名前:老婆心ながら ◆kJAMCYdM:2004/10/22 10:34
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私は去年AOで成蹊他の大学に合格したものです。
AO入試体験記なるものをネットで公開しようと思っていましたが、いまだに実行には移していません。
そこで少しでも参考になればと思い、今年度受験されるみなさんに去年の私なりの所見を投稿したいと思います。
受験される方は頑張って下さい。なお、私は成蹊大学には入学せずに他大学のセイケイ学部に入学しました。あしからずご了承下さい。
■1次試験
1次試験の前に、提出書類が1枚あります。
1次試験は小論文試験でした。テーマは「クローン技術の人間への応用の是非について」です。このテーマは、2次試験の討論力試験のテーマ「科学技術の進歩と人間の尊厳の問題」に基づいています。
さて試験の様子です。
私は1次試験の集合時間の30分前に会場に入りましたが、9割程度の人はすでに着席をしていました。
吉祥寺駅から大学までは徒歩で20分ほどです。大学までの道筋を知っていれば、徒歩の方が良いかもしれません。
バスの場合には前払いで210円を払います。バスの場合は出発してから成蹊学園まで5~10分程度かかります。ただ、出発するまでに5分ほど停車をしている事があるので注意をしましょう。
2003年度の法学部の入試会場は600人くらい収容できるであろう4号館ホールで、法学部法学科、政治学科ともに同じ場所で受験します。受験生は300人ほどなので、自分の隣の席に荷物を置くことが出来ました。
服装は、現役生の場合は制服が良いでしょう。浪人の場合には、スーツ、私服ともにいましたが、私服の人のほうが多かったです。この場合の私服とは、スーツに近い私服の事です。
全体の比率としては制服:スーツ:私服=85:10:5くらいです。また、服の色は黒が良いでしょう。他の受験生がみんな黒い服を着ているのに自分だけ白い服で行くとそれだけで注目されます。
トイレは休み時間になると混みますが、集合時間の前は比較的空いていました。男子トイレの場合のみしか知りませんが、男子トイレは個室が3箇所に男子用が4ヶ所くらいありました。試験開始後手を上げてトイレに行く人もいましたので我慢せずに手を上げるようにしましょう。
小論文試験は、課題の文章(A4を3枚)と下書き用紙と提出用紙(共にA4)が配布されました。下書き用紙は提出用紙と同じ大きさの紙で、下書き用紙の方が若干ますめが小さかったです。
紙の横には「600」「800」「1000」と言った文字数がかかれています。なお、600文字以上1000文字以内なので、下書き用紙、提出用紙ともに1000文字までしかますめがありません。
小論文試験終了後、5分間の休憩をはさんで法学部の学部紹介があります。法学部の紹介と法学科、政治学科の紹介と続きます。この時点で自分の志望学科を変更する事ができました。2人ほど変えている人がいました。
次に2次試験のテーマの発表と、2次試験の試験の概要が説明されます。この時には必ず重要項目をメモに取るようにして下さい。
1次合格発表はネットで見ました。また、受験者全員に封筒が送付されます。これは合格していても、書類が一枚入っているだけです。あまりにも薄い封筒に、「もしかして俺落ちてるのか?」って少し焦りました。
2次に関してはまた改めます。
受験される人へのアドバイスですが、無理に緊張する事は無いです。
とは言ってもやっぱり緊張しますよね。でもみんな緊張してます。私も緊張しました。
1年前は成蹊AOの情報なんか皆無で実際私も私服で行っちゃったんですよね。
でも受験者の多くは制服かスーツばかりで私はあまりにも浮きました。
トイレでもみんな「なんだこいつ」みたいに見てきます。
その上私は字が汚かった。これは致命的だと思いましたね(苦笑)。
でも受かってしまえばいいんです。
今考えればこんな事合否に関わるような事ではなくすっごく小さなことなんですよね。
みなさんも合格した後に「AOなんで小さなことだった」と思えるように頑張って下さいね。