NO.10439394
昔々あるところに
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94 名前:匿名さん:2004/07/02 05:59
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>>92
それもまたちがう。やはり、研究と発明の区別がついてない。
厳密には一般人にとってありがたみがないというイメージを
払拭できなかったということ。本当に、ありがたみがあるないは
「ありがたみ」とやらの定義からして議論すべきとこがたくさんある。
一般人にとってのありがたみはもちろん、実生活の利益になることだろう。
研究者にとってのありがたみは学問-ここでは経済学を指すが-の進歩だろう。
じゃあ、学者にとっての意味の経済学の進歩が、”まったく”実生活に利益
をもたらさないかというとそうでもない。
例えば米における大恐慌の際のケインズ政策など。
短期的な視点では、一般人の利益にならないというのは正しい。
化学繊維の研究をして、これが実用化されればこんないい服が安く作れますよ。
みたいなことが比較的いい易い自然科学とはその点で違う。
しかし、長期的にはどうなるかは議論の余地ありだと思う。
(個人の意見としては、社会科学に限らず”長期的”に社会になんの効用ももたらさない
学問は自然淘汰されてると思う。今残ってる学問は何らかの形で有用だから生き残ってきた
のだと思うが。)
しかし、さらにいうなら、今言った話は世論を味方につける際に問題となる点であって、
世論を味方につければ石原に対抗できたかどうかというのは別問題だとおもうが。