NO.10439323
西沢潤一だが新学長にはならんぞ
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131 名前:匿名さん:2004/06/15 01:07
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学長予定者西沢大先生のお言葉
新大学がどういう大学として存立していくかであるが、以前に江戸ということ
を言ったが、江戸以前の問題として、北アジアに住む民族が共通に持っている特
徴がある。他者に対する思いやりの気持ちだ。それは、私が惚れ込んでいる宮沢
賢治や新渡戸稲造らの思想にも通じており、政治までをも含めた大きな考え方に
なっている。東京もまた、そういう文化の流れの中にあり、早くから大都市化し
たということもあって、いろいろなノウハウを持っている。そして、今後大都市
化が進んでいくと思われる北アジアの都市にも共通する問題に取り組んでいくこ
とが、この大学の使命だと考える。
改革が具体化してきたが、ぜひ魅力的な「首都大学東京」―にしていきたい。
文部科学省への設置認可申請も迫っており、都立の大学はこれから変貌し、私
はそのお手伝いをするわけだが、現在、一部のコースで意思の疎通ができていな
いことは残念である。話し合いを行い、相互に理解することが大切だ。相互理解
を深めるということは、先ほど言った北アジアの特徴、他人への思いやりという
この大学の根本的な考え方にも通じるものがある。必ずしも全員の意見が一致し
ていなくてもよいが、相互理解の下に関係を築くことが、大人の協力関係という
ものである。そのようなことなしに、単にわあわあ騒ぐことはすべきではない。
一人ひとりが持っているロマンの共通点を認識し、相互に理解すべきである