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暗小説

43 名前:名無しさん:2005/09/25 14:22
実際の映画から内容を抜粋しているだけですが面白いのでどうぞ・・・
オランダ国境に近いホルステンワルの定期市にカリガリ博士を名乗る男が、眠り男の見世物を開く。
許可のため市役所を訪れたカリガリを、役人は横柄に扱うが、その晩彼は殺人の最初の犠牲者になる。
一方、大学生のフランシスとアランは親友同士だが、二人とも医者の娘ジェーンに恋をしている。
殺人事件の翌朝、二人は定期市をぶらついていて、未来を知ることが出来るという眠り男チェザーレの見世物にでくわす。
カリガリの口上を聞いて興奮したアランは、自分があとどのくらい生きられるかを問うが、チェザーレの答えは「明日の朝」であった。
翌朝、アランは役人と同じ手口で殺されて発見される。
フランシスは、友人の命を奪った犯人を捜すことを決心し、カリガリ博士に疑いを抱いて彼の小屋をたずねる。
その最中連続殺人の犯人が捕まったという知らせが入り警察に向かうが、それは連続殺人をまねした男が女性を殺そうとして捕まったのであった。
フランシスは再びカリガリの小屋を見張る。
しかし、箱の中のチェザーレは人形であった。
本物のチェザーレは、ジェーンの寝室に忍び込み彼女を殺そうとする。
だがジェーンの美しさにうたれたチェザーレは、彼女を連れ去ろうとし、それに気づいたジェーンの父親に追いかけられて、ついに死んでしまう。
フランシスはカリガリの小屋に押し入って身代わりの人形のからくりをあばく。
すきを見て逃げ出したカリガリは精神病院の中に逃げ込むが、それを追ってきたフランシスが病院の院長に面会を申し込むと院長自身がカリガリであった。
院長の部屋を捜索すると、18世紀に実在したカリガリ博士という人物が催眠術で人を操ったことを記した書物が発見された。
これによって、院長が自らカリガリの行為を再現しようとチェザーレを操っていたことがわかり、彼は狂人として隔離される。
このようにフランシスは自己の体験を語り終えるが、実はフランシス自身が狂人で、精神病院に閉じ込められているのだった。
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