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みんなで難関大数学を攻略しよう!
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315 名前:元塾講師:2006/01/11 09:12
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解説:教訓としては正三角形の状態の数式処理にもいくつか方法があり、なるべく計算が少
ないものを問題ごとに選択したいものである。
どのようにパラメーターを設定すれば、あるいはどのように置き換えていけば式は簡単に
なるのかを問題ごとにその場で判断していくべきであるということを既に述べたがそれと
同じである。見通しの立ったパラメータの設定、条件式の立て方を普段から心掛けておき
たい。また、条件をくまなく(必要十分に)使っているかも確認しながら、設定、立式す
ること。はじめが上手ければ、後は単純に計算するだけになる。
以上のように2等辺三角形の条件を具体的に数式化するならば、回転や垂直2等分線を
利用してまとめられる。より一般的な三角形の数式化については素数の演算におきかえる
(2辺のベクトルα, βの長さの比が r:1でなす角がθであれば
α = r (cosθ+ i sinθ)・βと表現できるということ。逆にいえばα/βを計算すること
で三角形の形状が分かるということ。)、又はベクトルの演算に置き換えるということも
考えておく。