NO.10409507
高専志望生集合
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200 名前:みかん(高専卒):2006/10/24 16:05
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さらに付け加えると、高専はもはや時代には合わなくなってきています。
昔、日本が高度成長期だった時代は、日本には工場がたくさんあったので、
日本で働く工業技術者がたくさん必要でした。高専のできた理由の一つはそれです。
しかし、最近は、中国など海外のほうが人件費が安いので、日本の工場はどんどん閉鎖されています。
(産業空洞化などと言われます)
従って、日本では工業技術者はあまり必要はないのです。
必要なのは、「日本のエリート(大卒)」+「海外での働き手」なのです。
高専卒が海外で働けるかどうか、はともかくとして、働くしかありません。
実際、昔に比べて、海外で働く高専卒はたいへん増えています。
しかし、「工業技術しか勉強しない高専生」が、その役割をまっとうできるか?
英語のしゃべれない、視野の狭い高専卒を海外赴任させても、使えないわけです。
かといって、高専卒では日本でエリートにもなれないし。
はっきり言ってしまうと、使いようのない高専卒は、高卒としておとなしく(パシリとして)国内で働くしかない。
(工業高校卒よりマシだから、ということで、工業高校卒の代わりになっている。
つまり、高専卒≒工業高校卒。)
これは高専という学校システム上の問題だと思います。