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駿台を去っていった講師たち・・・

24 名前:匿名さん:2004/02/17 14:11
>>23
全て主任講師の方で、今でいう東大スーパークラス(当時は文一α、理一α)を担当されていた方々です。
藤田師は筆者の「イイタイコト」を探すのがメインの授業でしたが、イイタイコトからどうしてあの素晴
らしい解答が導き出せるのかが今ひとつわかりずらく、現代文は代ゼミの堀木先生の授業を受けに行く人も
多かったです。「イイタイコト」を探す態度は読書において大事なことであり、本を読む楽しさを教えて
いただきました。
野澤師は数学と言うよりは学習に向けての心構えというようなことが授業の中で多かった気がします。
山本師は授業についていけば漢文で満点を取ることが夢ではない授業をしており、駿台は漢文の時間が週1
で50分しかないのですが、初心者でもついていければ十分得意になれました。
伊藤師は淡々と話すので眠くなりがちですが、内容は充実していました。ただ、英文解釈教室を独習できる
人は授業を切っていました。伊藤師の授業は欠かさず聴いていました。
高橋師は秋本師と同じ大学の教授(当時秋本師は助教授)で一語一語を厳密に対応させる考え方を教えられ
現代語にある言葉はそのままにして、現代語にない用法特に文法、そして現代語にない単語を勉強すれば、
古文だって日本語だから上からス~っと理解できると言うのが持論ですが、古文が苦手な人はついて行けず
構文を駆使して読みすすめる関谷師が支持されていました。高橋師は講習では東大古文と古文基礎を担当さ
レておりました。
全般として、駿台は古臭いという観点は否めませんし、ある程度実力が伴わないとそのよさはわからないの
ではないでしょうか?
代ゼミはその点、とっつきやすいとは思いますが、個人的には今は分かりませんが駿台の先生方の方法論は
基本を勉強すれば応用が利くという授業をされていたと思います。変に新しいからと言って飛びつくのでは
なく、基本をじっくり固めてから応用練習をすれば十分学力を上げることができるのではないでしょうか?
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