NO.10450207
☆東進生に質問です☆
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107 名前:某担任:2006/03/10 09:12
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>>99
あまり細かく書いてしまうと素性がばれてしまいますので、
多少ぼかした書き方をしておきますが…。
担任の存在意義は、
一流のスポーツ選手にみなコーチがついているように、
我流に陥って失敗しないように、正しい道を示すところにあると思っています。
どのように顧客満足度を計るかは難しいですけど、
・友人や後輩を次々と紹介してくれる生徒が多い
・生徒のほとんどが体験記を書いてくれる
というのは当然として、
・大学生になっても連絡をくれたり校舎に立ち寄ったりしてくれる生徒が多い
・浪人して他予備校に行ったとしても、翌年合格校の報告をしに来てくれる(さらには体験記まで書いていってくれる)
ということまであれば、ある程度は目安にはなるのではないでしょうか。
(全生徒と卒業後もつきあえればすごいのでしょうが、さすがにそこまでは難しいです)
具体的にやっていることは、一人ではなく、校舎全体によるサポートになりますが、
進路指導、教務指導、学習チェックの3つですね。
受講ペース、習慣向上得点、過去問演習の進捗チェックというのは「学習チェック」になるわけですが、
担任がペースメーカー的な役割を果たすもので、受験の環境としてはプラスでしょう。
資格予備校から英会話教室までみな「担任制」を謳うところが増えているのは、
こういう内容に対する需要が大きくなってきているからでしょう。
進路指導、というのは大学で学べることや、取得できる資格や学問内容の紹介。
教務指導は、敢えて細かくは書きませんが、
傾向分析/演習の指導/復習方法/非受講科目の指導/記述添削/定期テスト対策
家庭教師ほど細かい個別対応はできませんので、ある程度グループに対する指導になることもありますが、
基本的には、一人一人に合わせた指導です。
「学力を上げる」ことに講座と問題集を使い、「入試に合わせていく」のが担任の仕事、と考えてます。
そう考えて、講座ごとの特徴を考えながらトータルに受験勉強全般を見ていくのです。