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『出題形式別 英文読解 論理と解法』(代々木ライブラリー)

33 名前:名無しさん@うんぼぼ:2005/01/25 15:38
富田氏は「等位接続詞によってつながれた部分が、
単に文法上同類になるだけではなく意味上も対応関係を持つという事実がある」
「ここでいう意味上の対応関係とは、
具体的にはその2つが同じ意味になるか反対の意味になるかのどちらかである。」
と書いていますが、果たしてこんなことがいえるのでしょうか。
たとえば次のような文を考えてみましょう。
I have a book which everybody knows and which everybody likes .
私は、誰もが知っていて、しかも誰もが好む本を持っている。
この文はa book という一つの先行詞を二つの関係代名詞節が修飾しており、
しかも等位接続詞andで結ばれているので、富田氏の主張が正しいのであれば
「誰もが知っている」と「誰もが好む」という2つの文の間には「同じ意味か、反対の意味」の関係が成り立つはずです。
しかし、富田氏の主張とは異なり、
二つの文の間には同じ意味も反対の意味も成り立ちません。富田氏がなぜこんな主張をするのか理解に苦しみます。
このように富田氏の著書には、特に普遍性を持つとは思われないルールが太字で示され、
あたかもそれが普遍的なルールであるかのような記述がなされています。
これは、少し英語の力があり、論理的に物事を考えられる人にはたちどころにわかることではないか、と思います。  
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