NO.10452461
真相究明、菅野朋哉！
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104 名前：名無しさん＠日々是決戦：2004/03/08 05:29
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創刊の辞
授業でよくやる話ですが、歩きながら煙草を吸う若い女性の数が最近目立って増えてきています。
「産む性」である女性の喫煙癖は、将来母親になるであろう彼女等自身にとっても、そして彼女らが生み出す次の世代にとっても、程度の差こそあれ、良い影響を与える筈はありません。
ここで、女性のマナーについてとやかく言う気はないし、私は嫌煙論者でもありません。
私が言いたいのは、「種」の将来に、決して良い影響をもたらさないであろう女性の喫煙が広がっているということは、
日本人という「種」が、無意識の中に、その存続の意志を喪い始めているのではないかということなのです。
増え過ぎたネズミが一斉に海を目指して死の行進を始めるように、日本人という「種」も緩慢に滅亡への道を自ら歩き始めているのではないのでしょうか。
女性の喫煙に限らず、最近の世相、アホバカフェミニズムの跳梁に代表される高度大衆化社会の爛熟、腐敗ぶりを見ていると、この確信は日々強くならざるを得ません。
世を憂う声は、今、日本中に満ちています。しかし、それらの多くは表面上の出来事のみ目を向けた、耳障りは良いが実効性のない理想論、あるいは旧態依然たる道徳もどき、レベルにとどまっています。
ここで本当に物事が分かっている世代を育てねばならない。本当に善人は誰で、悪人は誰かを、ムードに流されず判断できる層を育てねばならない。
社会主義の失敗は、「違い」を強調したこと。「純粋」な・・一つの「正義」を求める余り、セクショナリズムに陥り、近親憎悪の末、自滅していったことです。
三十年前の連合赤軍事件も、今の社民党のていたらくも、そして、今、地球上の僅かに残っている社会主義国家が、独裁者一族が世襲する一種の王朝国家になっているのも全く同じ理由です。
我々が滅亡を免れるただ一つの道は「大同」です。「小異」を捨てて、協力する事です。それが出来たとき「山が動く」ことは歴史が証明しています。
幕末の薩長連合然り、そして、ファシズムに対抗するための、資本主義と社会主義の「野合」然りです。
しかし、まさに我々は、「野合」ではなく、「大同」を目指さねばならない。
そのためには、その「大同」の核となり得る本当の「同志」を育て、増やしていかなければならない。
そこで、菅野の授業を受けた人々を中心として、そのような「同志」候補に、あらゆることを伝え、考えていく契機を与えるために、有料メルマガを考えました。
有料にすることは、中途半端な人間、面白半分の人間の排除を意味します。「大同」と矛盾するようですが、「核」となる人間は精選されねばならないのです。
そうして、本当に未来のために何かをしたい、或いは何かを考えたいと思っているそのような人間が、このメルマガを読む事で、
さらに内部の「委員会」活動によって、知的にブラッシュアップし、成長して、最終的には深い部分から日本を動かす起爆剤になってくれることを望みます。
菅野に残された大して多くはない時間の中で、２０年後に、３０代後半から４０代になる諸君が、
これから先の日本人は、人間の未来はヤバイのではないかと、今、真剣に考え、行動するきっかけになること、それがこのメルマガの目標なのです。
PS 生徒達へ。それぞれのコラムには、既に「死語」になっている「月旦」「床屋の政談」などの名辞を使っています。まずそれらの意味を知って覚えて使えるようになってください。
勿論、個々の文章中の難しい語、例えばこの文で言うと「野合」や「大同」もきちんと調べましょう。