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河合で偏差値40弱の高1がマーチ滑り止め可能にできるか

152 名前:大学生 ◆PydymipQ:2004/08/14 15:35
>>0やはり理科や社会は中学の復習は不要だと思います。高校入試と大学入試では問題の傾向が違いますし、
高校に入って一からやり直す教科なので、中学時代の知識が浅いからといって特に問題にはなりません。
復習は英語と数学を中心に進めるべきでしょう。国語は、知識問題以外は中学の復習をしてもあまり意味がありません。
高校入試の問題は、何となく読み何となく解いても正解できる、読解とは言い難い問題がほとんどだからです。
それに対し大学入試、とりわけ難関大の問題は、きちんと筋道を追って読み解いていかないと正解できません。
これに至っては大学入試用の問題集で鍛えていくしかありませんね。あと新聞などをよく読むことで活字慣れし、
より速く・正確に読むことができるようになってきます。時間を争う大学入試では速読力も合格への大きなカギです。
あと、古典分野についても中学の復習は不要だと思います。中学古典は現代文の延長かと思わせるくらい簡単です。
わざわざ問題箇所以外の文章に現代語訳が付けてあったりしますし。大学入試で訳が付いている文章は出ません。
高校初級用の非常に簡単な参考書や問題集が数多く出版されていますので、それで充分に対応できるかと思います。
しかし、もう一度言いますが、漢字や文学史などの知識については中学の復習も大切でしょう。

さて、英語と数学の中学の復習についてです。英語については「語彙」と「文法」の復習に尽きます。
「長文が苦手だから読解の練習を…」と思っても、この2つが不十分だと何をやってもムダです。
教科書レベルの語彙・文法が固まれば、公立高校の入試問題なら90%は確実に取れると思います。
まずは中学の教科書の「語彙」と「文法」をしっかり固めて、改めて高校英語に入っていきましょう。
読解の訓練は、1年次に余裕がないならムリしてやる必要は一切ありません。「語彙」と「文法」が固まれば、
入試長文も「読める」わけですから、「読解」などという応用は2年から始めても充分間に合うでしょう。
1年次はひたすら「語彙」と「文法」という英語の核となる基礎事項の習得に励んでください。

数学については、理解度が著しく低い分野の復習が大切になってきます。「模試で全く取れない」ような分野は
中学時代の穴が原因で高校数学に入ってこれていないわけなので、まずはその穴を埋めなければ始まりません。
逆に、模試でも「基本問題はだいたい毎回解ける」という分野は、高校数学の基礎はある程度理解できているので、
中学の復習よりも、高校での内容を復習することで、レベルの高い問題への対応力が身についてくると思いますね。
あと、数学は論理の学問ですので、教科書の公式や定理を丸暗記してパターンごとに使い分けるなどといった
勉強法はなるべく避けましょう。そういった方法では、文章問題や複雑な演算に対応できない場合が多いです。
それと、よく文章問題ができないのは国語力が無いからだと言われますが、そうとも限りませんね。
問題文の意味を正確に読み取るのは国語力ですが、それを数式やグラフなどに置き換えるのは紛れも無く数学力です。
これは問題演習を積んで論理的思考能力を鍛えていくしかありません。数学は問題演習あるのみです。
とは言っても、基本的な公式や定理、ある程度のパターン暗記は不可欠ですよ。

さて、今数学は2次関数が終わったくらいでしょうか?「エスアルファ ◆3.c3XMGA 」さんも言った事ですが、
ヤマは最大・最小、とりわけ「場合分け」。あとは「判別式」ですね。場合分けは、関数や領域などが絡んだ問題では
必ずと言っていいほど出ます。判別式は方程式・不等式などの他、先ほどの場合分けにも絡んできます。
判別式の意味を正確に理解している人はほとんどいません。解法パターンの暗記ばかりしてきた結果ですね。
数式だけで問題を解くと、やはりパターン暗記になってきます。2次関数では、とにかく「グラフ」が大切なのです。
グラフに基づいて考えていくのが関数の基本です。そうすることで論理的な思考能力が身についてくるのです。
「数式」、「図表・グラフ」、それから「日本語」。数学というのは、本来これらを駆使して考えるものなのです。
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