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髪型

0 名前：名無しさん：2005/12/15 13:43

先週髪の毛を切った。
床屋で少し待たされ、いすに座り、めがねを外す。
「短くしてください」と頼む。
１時間ほどしてめがねをかけて、鏡を見ると
ビートたけしのような髪型になっていた。
いつものことだ、いつものことだ。と自分に言い聞かす。
ちょっと前まで、何年もずっと同じ床屋に行っていた。
そこでも「短くしてください」と頼む。
その店では、坊主にする以前の清原のような髪型にされた。
そんなもんだよな。

床屋ではないけど、髪型で思い出す話が一つある。
俺が高校３年生のときの話だ。
ある先輩がいる。
その人は髪を切ることとはまったく関係ない世界の人なんだけど、
不思議なことに髪の毛を切るのが上手い。
俺の髪がちょっと伸びたなっていう話になり、
先輩も髪を切りたそうな雰囲気をしていたので、髪を切ってもらうことにした。
順調に切ってもらっていたんだけど、そこに別の先輩がやってきた。
その別の先輩はイタズラが好きで、俺の髪を切り始めた。
バリカンで前髪を刈り上げるわ、横の髪も刈り上げるわ。
よく言えば「たま」のボーカル。悪く言えば「知○障○者」のような髪型になった。
渋谷から横浜まで電車の中ではジロジロ見られるし、
家に帰れば両親が口をあけて呆然とする。
俺は面白そうなので、普通に学校へ登校した。
すると正門に構えていた先生に睨まれ、
「学校を馬鹿にするんじゃない！」と怒鳴られながら
両腕を捕まれ生徒指導室に直行。
その場で先生たちに丸坊主にされた。
頭の固い学校だ。１人くらい個性的な男がいてもいいじゃないか！
と心の中で叫んだ１８の俺でした。