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発達科学部について
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0 名前:高校生:2008/11/10 12:41
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発達科学部には人間表現、人間環境、などなど
ありますが学科の大きな違いなどあったら教えてください。
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1 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:01
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発達科学部は基本的に「人間」を学際的にとらえることを
コンセプトにした学部です。
研究のための足場となる学問的視点が、学科によって違います。
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2 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:02
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表現:美術、音楽、ダンス、演劇など、表現活動を軸に人間をとらえる。
約7割の学生が、入試において何らかの実技試験を経ている。
形成:心理学や教育学などの観点から、人間の内的変化を軸に人間をとらえる。
幼稚園や小学校教諭になる人も多く、臨床心理士への道もある。
環境:社会学や自然科学の観点から、人間の外的環境を軸に人間をとらえる。
最も幅広い学問を扱う学科で、環境問題などに強いらしい。
行動:スポーツなど、人間の行動的活動を軸に人間をとらえる。
私はこの学科に関してはあまり詳しくない。
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3 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:07
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学科間の垣根は比較的低く、別の学科の授業履修の制限はほとんど無い。
実際、人間行動学科の学生で、表現の学生と共に絵画の授業に参加する者もいる。
また、「発達支援論コース」という、
学科横断型のコースが3年次に用意されており、
どの学科の学生でも入ることが可能。
これは幼児や障害者など、発達支援を必要とする人々と共に
活動することを重視したコースで、ボランティアなどに
係わり合いながら、同時にそれを学問的に探求して、
より良いあり方を模索してゆく。
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4 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:18
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ちなみに、発達科学部は前身が教育学部だったこともあり、
今でも「教員養成のための学部」というイメージを持つ人も少なくありません。
ここらへんは、各学生によって意識が異なり、ギャップを感じる人も多いです。
実際のところ、教員免許を取るのは4割ほどだそうです(←間違っているかも)
これを多いと感じるか、少ないと感じるかは、その人次第です。
次は教員免許について↓
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5 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:23
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人間表現学科で教員免許をとるなら、
中・高の美術、あるいは音楽教員免許となるでしょう。
行動なら体育、環境なら理科、社会の教員免許に対応しています。
形成は上記のように、幼稚園、小学校に対応しています。
必ずしも、その学科に入っていないと対応する免許が取れないわけではありません。
ただし、履修が必要な科目の関係上、難しくはなります。
英語など、語学の教員免許取得には、発達科学部での授業に加え、
国際文化学部での授業履修も必要になります。
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6 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:29
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発達科学部以外でも、
理系の学部なら理科や数学の、
社会学系の学部では社会科の、
文学部では国語や社会科の
国際文化学部では語学の、
それぞれ教員免許が取れます。
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7 名前:発達科学部人間表現学科生:2009/01/06 19:56
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発達科学部に向いている人というのは、
【「人間」に興味がある人】
この一言に尽きると思います。
発達科学部にとっての学問は、人間をとらえる上でのツールであったり、
人間研究そのものであったりします。
大人 子ども 高齢者 赤ん坊 青年 中年 男性 女性 学生 社会人
障害者 精神疾患者 貧しい人 豊かな人 異文化の人 異国の人 異人種の人 etc...
全部まとめて「人間」であり、それらの概念を
「発達」というキーワードでつなげよう。
それが発達科学部の基礎を成すコンセプトです。
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