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小説家希望に告ぐ ~お題に沿った小説を書け~

0 名前:名無しさん:2004/11/25 12:49
まぁ、題名のとおり。ここなら技術力などがあがる
第一回は「林檎」で
ちなみに荒らしは虫の方向で
32 名前:↑ 付け足し:2005/01/27 12:49
声を失った少女の絵。五年の時を経て、僕らは出逢う。
33 名前:名無しさん:2005/02/07 08:07
声が出ないというのはなんとも不便な事なのだろう。
言いたい事も言えないし、伝えたい事も上手く伝えられない。
特にあの人には、伝えたい事がある。
声が出てる時は伝えたいけど勇気がなくて伝えられない。
不思議な事に、声が出ないと伝えられないけど伝えたくなる。「あなたが好きです」と。
この想いは、いったいいつあの人に届くのだろう。いつ届けるのだろう。
そのいつかを夢見て、私は今、あの人にメールを打つ。
34 名前:レジス:2005/02/21 04:12
昼下がりの公園 いつも僕が話しかける 黙って聞いてくれる君に 僕はきっと恋をした ある日僕は意を決し 告白した だけど 君に声は届かず 君は微笑みつづけるだけ 君はそしていつものように 背広を着直し コンクリートの大地を駆けていく そう君は昼休みのサ
35 名前:レジス:2005/02/21 04:19
そう君は昼休みのサラリーマン その後ろ姿を見つめながら 僕は大空へ翔けてゆく そう僕は しがない一羽の白い鳩 灰色の合間を翔けていく たった一羽の白い鳩
36  名前:投稿者により削除されました
37 名前:名無しさん:2005/03/08 11:26
無音という苦しみ。それは限られた人間への試練。あなたの声が聞こえません……。甘い水滴がぼくを不安にさせたよね。あたたかい…。君がいたから今のぼくがいるんだ。
あなたの声が聞こえません……。
もっと笑ってよ
38 名前:はまゆうの君:2005/03/23 12:50
音の溢れるこの世界
僕だけの音。
君にささやきかけたことが懐かしい。
君の音も、まだ耳に残る。
残って離れない。消えない苦しみ。
泡となった人魚姫。抱きかかえると風に乗って空に舞う。
空に消えた君、もう届かない。
君の音だけ耳に残って離れない。
君の音しか聞こえない―。
39 名前:なな:2005/03/23 12:59
電話に出ると、いつもの声。
イトオシイ彼方の声
なぜそんなに濡れてるの?
いつものように明るい声で
いつものように笑って話して?
まだ彼方のぬくもりを感じていたい
電話の回路 切ったあとに来る孤独
それを感じるのが嫌で、
音の無い声で叫ぶ
あなたに届くように


些細な言葉でいいカラ
あなたの声を感じさせて
もっとずっと・・・
この思いのせて あなたに届くように━
寂しくなったときはいつでもそばにいる
ぬくもりを忘れないで
音の無いメロディ それは声
消えかけた声で語る
あの日のメロディ
40 名前:名無しさん:2005/03/23 13:58
エッチな小説書いて
41 名前:名無しさん:2005/03/23 15:06
小説とはどうしようもない衝動を文字化したものだ。説明しても伝えられないものを仮想現実に写し出すことで読者にその輪郭を伝えるものだと僕は考えます。
お題ありきの文章はなんとなく疑問を覚えてしまいます。
42 名前:イヌ ◆rEcgQQO2:2005/03/24 13:58
>>41
君の言ってる事は間違っちゃいないと思うが
ココはお題に沿ったカキコする場所ですぜ
43 名前:名無しさん:2005/03/24 14:18
お題クリスマス^
44 名前:にっしぃ:2005/03/24 15:29
今日はクリスマス。恋人達が集う・・・楽しい楽しい・・クリスマス
楽しい・・・?
俺にはそんななんて感情ないさ
彼女を失った俺には、もう何もない・・・
いっそのこと、、本当の"楽園"に行きたいくらいだ。

彼女を失ったコトが...こんなに苦痛だなんて・・
彼女の存在は・・いつしかこんな大きくなってたんだな。

ねぇ?君は・・・今どうしてる?

あの日の俺は・・少し何故だかどうかしてたんだ
"愛してる"この言葉があの日言えずに・・・
君の心を激しく傷つけた俺・・・
当然の報いだね
俺には一生幸せになる資格なんてない。
だから・・・今は言うよ
君のために・・・"ゴメン"なんて見え透いた言葉じゃなくて・・
もっと暖かい・・・"愛してる"
45 名前:イヌ ◆rEcgQQO2:2005/03/25 11:52
12月24日 水よう日 晴れのちくもり

 今日はクリスマスイブだ。ぼくの部屋には日よう日にお父さんに買ってもらった
あたらしいクリスマスツリーがかざってある。じゅんびはバッチリだ。
はみがきもしたし、おふろにもにも入ったし、これからぼくはねる。
そうすればサンタさんがやって来て、プレゼントをくれる。
でも今日ゆうじくんはサンタさんなんていないと言ったけど、ぼくはぜったいにいると思います。
ぼくのいえにはえんとつはないけど今日のよるにぜったいやって来てくれます。
でも大丈夫かな。サンタさんはヨーロッパのさむい所に住んでいるってはるお先生は
言っていたから、ぼくの日本ごで書いた手紙がよめるか心配です。
でもお母さんは、がんばって心をこめて書けばサンタさんはわかるって言ってたので
がんばってかん字の本をよんで書きました。サンタさんごめんなさい。こんどのクリスマスには
べんきょうしてえいごでお手紙を書きます。今日は早くねなさいとお父さんに言われたので今日はもうねます。
本当はサンタさんに会っておれいがしたいけど、そんなことしたらサンタさんにきらわれちゃいます。
早くねる子にしかサンタさんは来てくれないそうなので、ぼくはいやです。
明日は早おきしてプレゼントが見たいです。


46 名前:名無しさん:2005/03/25 12:48
なんか小説でもないじゃん。イヌのは途中で急に「です、ます」口調になっててリズムも悪い感じする。
47 名前:名無しさん:2005/03/25 13:13
エロ小説
48 名前:名無しさん:2005/03/25 16:09
45のはなんか使い古したネタだな。
49 名前:名無しさん:2005/03/25 17:21
村上春樹くらいの言葉でエロ小説
擬音やあえぎ声は禁止 やばげな単語は伏字
小説家志望なら文章力で勝負しろ
50 名前:名無しさん:2005/06/07 08:48
村上春樹は濡れ場多いが、決して行きすぎてなくて良いな。
51 名前:名無しさん:2005/06/08 02:13
『梅雨』っていうテーマどうでしょう?
52 名前:名無しさん:2005/06/08 15:46
窓を開けて

街を見下ろす高台の家
窓を開けて曇空を見上げると
灰色の空からポツリと雨が降ってきた
たちまち眼下に拡がる街と海とを
振り出した大粒の雨が濡らしていく

部屋に在る古びた机と
参考書と

思い出したように参考書を広げては
あぁ、ダメだよなと独り言

街は雨に包まれる
蛙の鳴き声と
雨の声に耳を澄ませる

ダメだダメだと独り言
窓から差し出した手に
大粒の雨が落ちてくる

地平線まで続く雨に
いつしか見惚れる自分が居た
普く全ての街や海に降る大粒の雨に
魅了された僕だが
やっと小雨に為って来た雨に
少々落胆しつつも
また明日も梅雨が来て
僕を綺麗に戻して下さい。

晴れた空には虹は上がらない
でも
それでも僕は
太陽を遮るこの雨が好きだ
澄んだ雨音に心を澄ませると
段々と聞こえてくる
僕の声が
53 名前:たっぴー:2005/06/08 15:48
「あー髪がくしゃる」
おれは鏡とにらめっこしていた。この時期は本当に髪形が決まらないものだ。学校に行くのが鬱になる。ましてや塾なんてもってのほかだ。おれはカバンから塾のテキストを取りだし、本棚にしまったあと、再び鏡を見て、家を出た。
梅雨はこんな生活の繰り返しだ。ある意味外見を異常に気にしてしまうおれへの挑戦ともとれる。
おれVS梅雨。
ふん、馬鹿げている。所詮自然に人間が勝てるはずがない。人間は自然に挑むのではなく、自然から守る方法だけ考えていればいい。はぁ、ハードスプレーでも買おうかな。
54 名前:名無しさん:2005/06/08 16:01
53は主旨のズレと、どこかかっこつけようとしているのが気になる。
55 名前:イヌ ◆rEcgQQO2:2005/06/18 16:08
晴れやかな明日を探して
右を見よう
開放的な乾燥を求めて
左に歩こう
ジメジメに浸るもまた
感情的でいいけど
窓際で雨を眺める続けているともう
心が洗い流されるけど
暑い夏を前に一休みするのっていいじゃない
さぁ傘を差して不明瞭な空間の中心に立とう
56 名前:祐樹:2005/06/18 16:10
雨が好き。物憂げな雰囲気が美しい。雨が好き。くるくると踊る傘を眺めるのが楽しい。
私の髪の毛も、あちこち跳ね回って全身で喜びを表現している。これはちょっと嫌いだけどね。
「相変わらずだな、その髪。細くて猫毛で、本当にこの色は天然か?」
ぐるんぐるんと好き勝手に遊ぶ毛先を触って、彼は笑う。日光に当たると金茶に輝く私の茶髪。雨の日は少し黒々として見える。これが嬉しくて仕方ない。
「失礼ね。私だってこんな土色嫌なんだから」
もう一度、本に目を戻す。晴耕雨読。先人はいい言葉を残してくれたものだ。
「雨の日って、テンション下がる。部活できないし」
「私もよ。図書室が混むわ。あんたまで来るし、私の読書時間が削られる。一年間に八十冊読破計画が危ういわ」
「お前のピンチは俺のチャンスだな」
「どうしてよ?」
私の不機嫌な顔が面白かったのか、彼はくすくす笑った。その笑い方がいつもの発言からは考えられないほど大人びていて、ちょっとむかつく。
「お前と、仲良くなりたい。雨の日は理由なく図書室に来て、横にいられるだろ?」
雨の日は、どれもこれも、どこか大人びた、落ち着いた雰囲気に変えてしまう。あらゆる出来事も、ドラマチックに演出してしまう。彼もまた例外じゃなかったようだ。
私の髪を、彼がまたつつく。なんて顔してんだよ、とくすくす笑いながら。そうして、本をとりにいくのか席を立って、本棚のほうへ歩いていった。
ストレートパーマをかけるのは、延期にしようかな。
横で彼が椅子を引く音を聞いて、私はちょっとそんなことを考えていた。

いつもは書かない恋愛っぽいものをちょっと。こんなんでいいんでしょうか……!
書くの楽しいので、また新しいお題になったら書かしてもらいたいです。痛い石投げないで。
57 名前:祐樹:2005/06/20 13:13
すみません、いつもの発言じゃなくて、いつもの態度でした。
58 名前:まみか:2005/06/22 07:15
梅雨ときいて思い出すのは、
アジサイの花と、君の微笑み
君の頬を伝っているはずの涙は
雨にまじって、僕からはみえなかった
涙をかくした雨なのだから
「ばいばい」
この言葉も 水滴にとかしてしまって
しばらく水溜りをつくったとしても
晴れた日には なにごともなかったかのように
空に、消えてくれたなら
僕も 君も、もう一度、
ひとつの傘で、歩んでいけたはず。
59 名前:メイ:2005/07/05 08:52
私の夢は、好きな人と相合傘をすること!
でも、私には好きな人が1人もいないし・・・、こんな夢をあきらめかけていた。
だが、そのあきらめもすぐに終わった。

ある6月、もう梅雨に入ろうとしていたこと、1人の男の子が転校してきた。
(かっこいい)
今まで思ったことのなかった言葉が心の中にあふれてきた。
(もしかして・・・これが、恋)
その時、私は誰かを好きになるという気持ちがはじめて分かった。
60 名前:メイ:2005/07/05 11:11
お題
61 名前:名無しさん:2005/07/07 01:36
一人の男が海岸沿いを走っていた。
すると、海を地平線を眺めている女性が一人。
まだ日が昇りはじめたばかりだというのに何してるのかと思った。
62 名前:メイ:2005/07/07 08:16
海と聞いて思い出すこと・・・、それは、ビキニ!
うち、相原美鈴は、そこそこの体格。だから夏になったらビキニを着るのが楽しみ!
ある日、うちはビキニを買いに近くのデパートに行った。そしたら、売り切れ!?。
マジで・・・。
「最悪」
うちはそう思った
63 名前:名無しさん:2005/07/07 16:31
お題→仮面
64 名前:名無しさん:2005/07/07 16:43
「…ヒトは常に仮面を被っている生き物らしいよ。だからこそ、種としてこれほどの繁栄を迎えたのかもしれないね。」
言いながら彼はちり一つ落ちていない、絢爛な意匠に包まれた大理石の廊下を悠然と歩いていく。その光景は、私に奇妙な感慨を抱かせた。

…かつて、人として栄華を極めた王族は、これだけの富を築き上げながら、何を思ったのだろう。
…生きることに飽いたりはしなかったのだろうか。

莫大な財力によって、ヒト本来の仮面を変質させていった者の末路を思い描いてみたが、そこには厳粛な王の姿などひとち浮かびもしなかった。
65 名前:羊 はね:2005/07/12 07:57
ひとち(´・ω・`)
66 名前:メイ:2005/07/12 13:54
ヒトは見えない仮面をかぶっているのよ。その仮面は、ヒトには見せない顔もあるの
ママはいつもそういう。なぜだろう。
67 名前:イヌ ◆rEcgQQO2:2005/07/12 22:45
最近人間関係が大変なんだって?聞いたよ。
彼氏に振られたとか後輩が気に入らないとか、先生と上手くいってないとか…。
そこらヘンは結構どうにもならないし大変だろうけど、そんなんで自分に嘘吐いちゃダメだよ。
俺はそんな君を見たくないな。いつものままでいいと思うよ。
それに別に俺にまで気を遣う事無いじゃん?付き合い長いんだし。
まぁ俺が言いたいのはあれだ。
たまには外して話してみようぜ。その仮面。


仮面って難しいが、人の心理模様に関わってるような事象なのでお題としてはいいっすね。
68 名前:士口:2005/07/13 04:41
バイト帰り、薄暗い夜道で見てしまった。3人の男にすでに上半身を脱がされ、泣き叫ぶ女性を即座に強姦だと判断した僕は、そいつらに大声で行ってやった「警察よびましたよ!」
男たちは我先にと逃げていった。女性も破かれた服を着ると礼も言わずに走りさってしまった。僕はいい事をしたという優越感と恥ずかしくて怖くてとにかくその場を離れたかった女性の事を考えるとなんとなく複雑な思いだった。
家に帰り少し冷静になると、優越感を持ってしまった自分を恥ずかしく思えた。
次の日また同じように、バイトから家路を急いでいた僕は商店街で昨日の彼女をみかけた、思わず立ち止まってしまった。「良かった怪我とかしてないみたいだな」僕はほっとしてまた歩き出した。偶然彼女も同じ方角に歩いていた。
僕は「昨日助けてくれた人が後ろを歩いてるなんて知ったらびっくりするだろうな」なんて思いながら歩いていた。
しかし僕はまた足を止めることになる、見てしまったのだ彼女の入っていったビルをそのビルは風俗のはいっているビルだった。
「まさか」とは思いながらも、確かめられずにはいられなかった、僕は彼女のあとに少し遅れてビルにはいった、エレベーターを使った形跡が無いのできっと1階か2階だろうと思った、1階はサラ金が入っているので、2階の店にどきどきしながらはいった。
ちなみにこの手の店には一度も入ったことは無い、まあ何をする所かはさすがに知っているが…
「いらっしゃいませ~」店員の元気のいい挨拶と、大きな音楽に出迎えられた、「ご指名は?」僕が初めてきたと伝えると他の店員がきて奥の部屋へ通された、ここでマジックミラーの向こうの女性を選ぶらしい目の前のカーテンが開けられた。
彼女はそこにいた、すぐにわかった、正直いてほしくないと思っていた自分もいただけにしばらくは凝視してしまった。
僕は別に風俗が悪いとは思ってない、ただ昨日あんなことをされた彼女がいくら仕事とはいえ…
「どの子になさいます?」相変わらず元気の良い店員の声でわれに返った僕は、いい子がいないので帰ることを告げて席を立った、見学料は払わなければならないらいのでその場で2000円払った。
振り返るとマジックミラーの向こうで彼女は上半身裸になり見えない客にさりげなくアピールしていた。
僕は帰り道をとぼとぼ歩きながら考えた。彼女は昨日この道で乱暴された、それが仕事になったとたん人前で肌をさらすことができる、トラウマとかにはならないのだろうか?色々考えたが僕には理解できなかった。
僕の家が見えてきた、ちょうど妹が犬の散歩に出かけるところだった。
「夜道は危ないから俺が行く」妹はいきなりで驚いていたが、僕はまた優越感にひたっていた。
69 名前:名無しさん:2005/07/13 09:08
作り話か・・・・・・
70 名前:士口:2005/07/13 13:45
ごめんwただ純粋に批判求めてたwこんなん小説とも言えんわなw
71 名前::2005/07/20 11:41
kinisuruna
72 名前:イヌ ◆rEcgQQO2:2005/07/20 16:23
あげ
お題変更「海」
さぁドゾー
73 名前:名無しさん:2005/07/25 13:54
海にやって来たがすることがない。海が干上がっているからだ。
水平線が見えるはずのところに地平線が見える。魚達はどうしたのだろう。
二十年ぶりの海なのに。昔ここには海があった。私が唯一知っている海だ。
海岸にはだれもいない。海がこんな状態の上に平日なのだから当たり前だ。
会社は今頃どうなっているだろうか。私が無断欠勤するのは初めてのことだ。
母は今もあの息苦しくなるような部屋で僕の帰りを待っていることだろう。
親戚にでも知れたら大変なことになる。母を老人ホームに入れた方がよいと
いう忠告をさんざん無視してきたからな。
しばらく海岸に茫然とただずんでいた。何で私は海にやって来たのだろう。
そうだ、確かめにだ。私は海が干上がっていることを確かめに来たのだ。
しかし今になって思えば、私は海の状況を事前に予感していなかったか。
そのことに思い当たると私は満足して海を後にした。
74 名前:a:2005/07/31 00:30
「やっちまった」
震える両手は、小さな包丁を床に落とす。
でもこいつは死んでも良かったんだ。殺されて当然だ。人間じゃない。駆除されるべきだ。
そうだ。虐殺。破壊。そう。破壊だ。醜い形を破壊したに過ぎない。ザマを見ろ。ハハハ。
息を落ち着けて、血のついた手袋を外し、新しい手袋を着ける。
広がる海を背中にしてビルの廊下を後にする。

「やれやれ」
鳴りやまない鼓動の海に体を浸しながら、車に乗る。
駐車場を出ると、ビルの玄関に警察がもう来ている。ちっ。獣に寄るハイエナが。
そこそこ名が売れている人間だからな。何故あんな糞に、人気があるのか心底分からん。
そうか。奴等は蝿だ。まったく耳障りだ害虫どもめ。駆除してやる。ヒヒヒ

「・・・・逃げられると思っているのか?ククク」
っっっ!あの獣の吐き気のする声がしやがる。御陰で、布団も俺も汗まみれだ。畜生が。
完全にサツを撒いたはずなのに、まるで生きた心地がしねぇ。なんなんだ。
音楽で満たしてある、この部屋にまで獣の声が這いずって追いかけて来てるみてぇだ。
駄目だ。こんなはずじゃねぇ。奴が居なくなれば、大海原へ航海にでられるんじゃなかったのか?
あの大仕事だって、俺の手柄に、なる、は、ずじゃ、・・・?海に航海?コウカイ?後悔?

「いてっ」
車は舗装されてない道で大きく跳ね上がり、手をぶつけてしまった。ファック
警察と逃亡と欺瞞と後悔の海はもう嫌だ。ヤッチマエ車に乗って海へ行こう。コロシチマエ朝日をみよう。シネ
俺はタdaしい。ウヒヒそうだろ?

「あれれ」
海に行くつもりが、気付けば山の麓じゃないか。ヤレヤレ
マッタク俺とシタコトガ。シマッタ。振り向けば、一面闇の海じゃないか。キミガワルイ
そう。キミガワルイ。 君ガワルイ。 君ガ悪イ。
まるで僕の心みたいだ。ヒカリガナイ。希望もない。
サイレンが聞こLよ。もう駄目だね。どうして・・・?ボクガワルイ?


「先輩、報告書が出来ました。」
ー「ああ、先日の容疑者が自殺した奴か」

容疑者 A村 T夫

木にネクタイを結び、首吊り自殺。遺書無し。
良心の呵責による精神的疲労が、原因と思われる。
大腿部の動脈を深く切ってある為、直接的な死因は、失血死と断定。
ただ、刃物が発見されず、付近には被害者B氏の爪が13枚落ちていた。

発見場所・富士の樹海
75 名前:りんご:2005/08/03 16:57
―ワタシヲミツケテ―

瞳を閉じて海に潜ると安らぐ反面、限りない孤独感に襲われる。
私は一年中常夏の南の島に小説家の仕事をしながら一人で暮らしている。
毎朝、ベランダから30秒のこの海を一人で泳ぐ。
未だ誰にも会ったことはない。
誰かに会いたいわけじゃないのに誰かに出会うことを期待しているのかもしれない。
いつものように一人で潜っていたのになぜか今日は違う気がした。
・・・水が柔らかい??
孤独感が襲ってこなかった。優しさに包まれるような不思議な感覚だった。
なぜ??なぜだろう。ここから浮かび上がりたくない。
そんな衝動を振り切り水から顔を出すと、私を見つめる視線に気付いた。
だれ??知った人などいるはずなかった。
でもなぜかドクンと胸が鳴った。
不思議と恐怖など生まれてこなかった。
私が戸惑っていた数秒かの間に彼は砂浜へ向かって泳ぎだした。
なぜか追いかけて腕をつかんだ。彼が振り返った。
その瞬間・・・輝くようなまぶしい笑顔がそこにあった。
何か始まる気がする。
「やっと見つけた」
彼の魔法にかかってしまったのかもしれない。
76 名前:名無しさん:2005/08/04 00:13
お題→ワンピース
77 名前:OZA:2005/08/04 12:01
(省略されました・・ の、ここ のやり方教えて。
オレも小説カキテ~よ!
78 名前:名無だってばよ:2010/04/05 21:42
お題→ニートでひきこもりで自分探しの旅に出ちゃうあげくのはてに
   不思議系少女に出会い愛を育む過程で俺の存在意義とは・・・
   って今時どの小説新人賞でも出尽くしちゃってる恥ずかしくて
   歯が浮くような勘違いなはなし。
79 名前:名無しさん:2011/10/23 02:32
>>0
 オリジナルの小説は、掲示板ではなく、原稿用紙か、ノートに書いた方がいいと思いますよ。

 万が一、この掲示板を見た人が、書き込みを写して、「これは私の作品だ」といって、公に発表するかも知れないので。
 (つまり、盗作されるので)
80 名前:とりあえず一行:2012/08/02 16:36
吾が輩は中年である。仕事はまだ無い。
81 名前:名無しさん:2012/08/02 16:36
林檎囓った美味かった。
剥いて喰ったら不味かった。
数が欲しいと植えて育てたらしんどかった。
年月が過ぎると喰えなくなった。
新しいのを探したら、木が倒れて死んじゃった。

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