NO.10385811
国語の質問はこちらへ
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0 名前:伊佐坂難物:2004/06/28 10:52
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国語の質問をわかる範囲でお答えします。どの参考書がお勧めです
かっていう質問ではなく、問題に対する質問ということでお願いし
ます。
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1 名前:219:2004/06/28 11:06
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?げっと!!!!!!!!!!
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2 名前:伊佐坂難物:2004/06/29 15:10
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人の感想を聞いてどうなるの? 感想って、人それぞれが感じたこと
ことであって、これが正解ってものはないんじゃないの?
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3 名前:匿名さん:2004/06/30 02:09
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>5
学校の先生が「そういうふうに決まってる=慣例」で教えようとして
それに納得がいかないから、3のような質問がでたのでは?
また、活用の種類は動詞という単語そのものの分類法なのに、
「弓」、「矢」という別の単語が分類の根拠になってるって、
そういうことって「あり」なんですか?
意味の把握には他の単語との関連って大事だとは思いますが、
形の分類に他の単語との関連をふまえるのって…
「ア行」に分類した学者っていないのですか?
またそういう不合理にしか見えない分類が放置され、
しかも初学者に教え込まれるのってどうなんでしょう?
マジメなコは文法不信になっちゃいませんか
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4 名前:匿名さん:2004/06/30 02:14
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>6様
今のコは、教えてもらわなきゃ、感想も書けないのが現状。
せめて、どうやって感想やコメントをひねり出すと評価が高いか、
どういう点に着目して語るとコメントしやすいか、
またそのコメントをどう語ればうまく伝わるか、
やり方くらいは教えてあげてもいいのでは?
まあ、「感想」まで頼むような甘ったれを相手にしたくない、
という本音もわからないではないけど・・・
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5 名前:伊佐坂難物:2004/06/30 08:09
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>>7
学校の先生もわかってないのですよ。無責任な言い方ですが、ヤ行なん
て覚える必要はありません。文章を読むのに、不必要な知識でもありま
す。納得がいかなくて当然なのです。行を問題にし、分類しなければな
らないから、あれこれ考えて「ヤ行」になっているのが真実であって、
論理的な根拠なんてありません。
「ア行」と言っている人もいないわけではありませんが、ごく少数派で
す。
文法を全部覚えようとすると無理があります。必要なところだけをしっ
かり抑えていれば、極端な話ですが、活用表を覚える必要もありません。
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6 名前:伊佐坂難物:2004/06/30 08:16
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>>8
感想は思ったことをそのまま書けばよいのですよ。別に教師に媚びる必
要はありません。どうすれば評価が高いかは、その感想が読み応えがあ
るかどうかです。読み応えは、その感想を抱いた理由が他人に伝われば、
よい(つまりはある)ということです。
例えば、多くの人がいいと感じる話を、自分はあまりよくないと思った
とします。そのとき書かれるべき事は「どうしてよくないと思ったか」
という理由です。その理由が他の人に受け容れやすいもの、理解しやす
いものであれば、その感想は妥当性を得ます。逆に独りよがりなもので
あれば、無視されるか、評価される場合には相当に低くなります。
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7 名前:匿名さん:2004/06/30 10:49
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>>10
感想は思ったことをそのまま書けばよいのですよ。
→思ったことだけ600字も書けない。
「面白かった」とか「つまらなかった」ぐらいしか思わない。
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8 名前:匿名さん:2004/06/30 11:04
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自分にとっての鼻とは何かについて考えて書けば
600字なんてすぐだろ。
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9 名前:某。:2004/06/30 13:02
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>>6
うーん、僕は語源ってとても重要だと思うのですよ。
まだ「文字」が一般的でなかった時代、音や響きはとても重要なものだったことでしょう。
それしかなかったわけですからね。
そんな当時の人なら、「ゆみ・や・いる」という関連の深い語を、関連の深い音で表現するのも自然なことではないでしょうか。
もしかすると万葉仮名で書かれている文献を調べると、発音の違いがわかるのかもしれませんが、
あいにくそこまでの根性はないもので…。興味があるなら調べてみて、できれば僕にも教えてください(^_^;)
せっかくなので「音」と文法の接点について例を挙げてみます。
なぜ存続の「り」がe段音にしか接続しないのか。
受身・可能・尊敬・自発の助動詞は、四段・ナ変・ラ変には「る」でその他が「らる」なのはなぜか。
「べし」が普段は終止形接続で、ラ変型に接続するときは連体形接続になるのはなぜか。
数え上げればキリがありませんが、言葉は口に出すものであって、読むものではなかったことを意識してみてほしいと思います。
…と偉そうなことを書いた後で申し訳ありませんが、僕は現代文が本職なので、何か間違いがあったら遠慮なく指摘してくださいね。
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10 名前:匿名さん:2004/07/03 00:31
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活用は覚えるべきものなのか、理解すべきものなのか。
まあそれはさておき、「え、え、う、うる、うれ、えよ」と活用表の
活用語尾だけ覚えさせようという人に習った時は、全然ものにならなかったが、
「えず、えて、う、うる時、うれども、えよ」と下につける言葉とセットで
習った時はわすれにくかった。
実際の文章の中で出ている形に近いほうが、つかいやすかった。
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11 名前:伊佐坂難物:2004/07/03 09:28
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個人的には概略理解しておけばよいという意見です。文法というより
語法といった感じになるのかもしれないけれど、大切なのはどういう
場面でどういう表現が使われるのかということではないでしょうか。
助動詞などを識別するときに、自立語の活用形を考えたりするけれど、
自立語の活用表は助動詞の活用を覚えるときの参考程度に考えてもよ
いのではないでしょうか。
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12 名前:匿名さん:2004/07/05 14:09
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下二段活用がちゃんとできるかどうかを試すと、
その人が古文の勉強をさぼってるかどうか、すぐにわかる。
下二段活用にちゃんとなじむかどうかが古典文法の第一歩、
まず確実に突破すべき「壁」だと思います
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13 名前:匿名さん:2004/07/24 01:31
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日本ではそもそも文法を研究する歴史が浅いっていうのは問題にならんの?
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14 名前:atohs:2004/08/01 02:37
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漢文の参考書に累加の句形が
惟ダニではなく惟ダと二がぬけているのですがそれでもいいのでしょうか?
おしえてください。ちなみに参考書は田中式漢文速読点です。
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15 名前:匿名さん:2004/08/01 11:19
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ここで質問するのは適切ではないのかもしれませんが
新潟大学・経済学部の2次試験の国語で『国語表現』
というのがあります。これはどのようなものなんですか?
小論文とは違うんですか?
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16 名前:匿名さん:2004/08/01 15:37
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国表か。俺の学校ではその教科はあるんだがな。
俺は受けてないからよくわからんが、小論文対策の教科みたいなのは確か。
日本語を正しく使おうみたいな感じで。
試験でどんなのが出るかはわからんので↓に任せた。
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17 名前:章吾:2004/08/02 12:40
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漢文について質問です。
たとえば問題で
書き下し文を参考にして次の語を用いて正しい文を作り、
返り点と送り仮名を施せ。
「死・士・為・知己者。」
(士は己を知る者の為に死す)
というのがあり答えは
士 為 知 己 者 死
ハ 二 ニ レ ル ヲ 一 ノ ス
となってるのですがこれはどうやって導きだせばいいのでしょうか?
何か並べる基準などがあるのでしょうか?教えてください。
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18 名前:渚:2004/08/07 13:47
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なるほどぉっ!「△△という○○」だから△△はもともとイコール
だから抜き出し箇所としてはふさわしくないんですねっ!
よくわかりました♪ もう一つの方も、お答えくださるのですねっ
うれしいです、よろしくお願いしますっ。
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19 名前:伊佐坂難物:2004/08/08 07:08
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後半の質問への回答です。
更にこれを押して言えば、そんなに簡単に人に伝えようとしないほうがいいと
さえ言えるのではないか。誤解の余地が常にあることのほうが( )とい
う条件に対しては忠実な生き方だという気がする。そこから生じる悲しみや憤
りを含めて、そういう気がする。
まず、この文章全体が「伝える」ということについて書かれています。
次に空欄を含む文ですが、この文は前文の理由説明です。(この文の末に、
「~からだ。」をつけると分かりやすいでしょう)
従って、空欄を含む文は、前文とセットで読むべき文なのです。この前文
は「伝えようとしないほうがいい」と言っていて、空欄を含む文で「その
方がむしろよい(からだ)」と言っているのです。つまり、「どういう点」
でよいのかが、まさしく空欄部分になっているのです。
さて、逆説(この場合はアフォリズムと言ってよいかもしれませんが)を
ご存じでしょうか? この箇所は、逆説の表現になっているのです。文章
全体は「伝える」ことの重要性を述べておきながら、この箇所は「伝えな
い方がよい」と言っていることになるます。逆説なのですから、「どうい
う点」でよいのかは、「伝える」という、この文章の主題においてになり
ます。
選択肢を見ますと、「伝える」を表現しているのは3ですから、3が正解
となるのでしょう。
それにしても、出口氏の問題集は拝見したことがないのですが、解説はな
かったのでしょうか。
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20 名前:渚:2004/08/09 09:31
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ありがとうございました♪今までどんなことについての話をしていたかを
考えてみるべきだったのですねっ!よくわかりました!
出口先生の問題集の解説は、かなり分厚くて問題集というより解答集といった
具合です♪人気シリーズで潜伏期間を終えると偏差値が10くらい上がると
聞いたので早速全シリーズ購入したんです。
確かに論理付けがあって解答を導き出すまでのプロセスが書いてあるのですが、
説明が少ないものがあったり、また出口先生のやり方は理解できるのですが、
私の解答へのプロセスのどこに間違いがあったのかがわからないんですよね。
私自身もがむしゃらに何となく答えを書いているのではなくて、それなりに文章中の根拠を
見つけて解答を出しているので、そこにいきなり違う視点のプロセスを書かれても、
自分の文章中の根拠ではダメなのか・・・といつも思ってしまうんですよお。
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21 名前:投稿者により削除されました
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22 名前:伊佐坂難物:2004/08/11 12:46
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返事が遅れました。
死・士・為・知己者。(士は己を知る者の為に死す)
何か並べる基準などがあるのでしょうか?
とのご質問ですが、通常漢文は主語・述語の順になっていることはご存じです
ね。ご質問の文の場合には、「為」というのがくせ者です。これを調べていて
返事が遅れました。(なにぶん、漢文は専門ではないので)。調べてみても、
まだ見つからないのですが、用例からみて次のことは確かに思えます。「為」
という字は動詞の前に入る、ということです。書き下し文から、「死」が述語
であることは明らかです。「為」は返読文字ですから、「為」の後に「知己者」
が続きます。従って、
士為知己者死。
の語順になるのです。
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23 名前:pipi:2004/08/25 03:21
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また教えて下さい…。今度は文節に分ける問題です。
このように、そのように、あのように、どのように…は、
それぞれ「この」「その」「あの」「どの」で一文節ですよね。
これはわかるんです。でも、「前のように」「次のように」が
どうして「前の」「次の」と分けられないのかがよくわかりません。
私のように、彼のように、鳥のように、などはどうなるのでしょう?
これは「私の」「彼の」「鳥の」で一文節となりますか?
このようなものは(中一では)理解しようとせずに丸暗記したほうが
良いのでしょうか…。授業でもそんなに詳しくは習ってないので…。
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24 名前:匿名さん:2004/09/20 11:27
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age
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25 名前:はいく:2004/09/27 00:12
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親切な方教えて下さい。
・芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏
の「連山影を」の部分の読み方なんですが、「れんざんえい」?「れんざんかげ」?
・空は太初の青さ妻より林檎うく 中村草田男
の「空は太初の青さ」の部分の読み方はどうなんでしょう?
・鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる 加藤楸邨
の「ぶちきらる」とは「ぶちきれてしまう」ということですか?
・引いてやる子の手のぬくき朧かな 中村丁女
の「朧かな」とは「ぼんやりとあったかいなあ」くらいの感じでしょうか?
・うしろすがたのしぐれてゆくか 種田山頭火
の「しぐれてゆくか」って「小雨の中を歩いてゆく」ということでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
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26 名前:露φ ◆4EubB93o:2004/09/27 07:29
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・芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏
の「連山影を」の部分の読み方なんですが、「れんざんえい」?「れんざんかげ」?
「かげ」です。
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27 名前:匿名さん:2004/09/27 11:44
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最近思うんですけど国語って作者にしか気持ちとか分からないと
思うんですが。。。テストでよくあなたの思うことを書きなさい
といわれて書くとバツや減点されてたりするじゃん!?
なんで問題作成者が書いてもいないのにわかるのって感じません?
あと作者がそういうテスト受けて私がいいたいのはこういうことじゃ
ないっていうことききません?屁理屈かもしれないけど。。。
私って変でしょうか?っというより向いてないんでしょうか?
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28 名前:某。:2004/09/27 14:58
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小説の心情問題に正解・不正解などないはず、というのは、とても正しい感覚ですよ。
ただ、「作者にしかわからない」というのは、最近では少し違うように考えられています。
つまり、作者と作品は切り離して考えるべきだ、ということですね。
皮肉っぽい言い方になりますが、小説の心情問題で一番大切なのは、
登場人物でも作者でもなく、「出題者の心情」なのかもしれません。
出題者がその作品をどう読みとったかが、設問のあいだから読みとれていけるようになると、
これはこれで面白いものです。
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29 名前:はいく:2004/09/29 04:52
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遅くなりましたが、レスありがとうございました。
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30 名前:伊佐坂難物:2004/10/13 13:53
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久々に戻ってきました。質問の受付を再開します。なるべく、大学受験に関
係する質問にしてください。というのも、普段高校生を対象に教えているから
です。古文・漢文はかなり細かく説明できるのではないかと自負しています。
また、もともとの専門は現代文ですから、現代文の質問もOKです。
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31 名前:g:2004/10/15 09:33
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はじめまして、質問があります。
解き方などの質問ではないのですが、大丈夫でしょうか(>_<)?
夏目漱石の小説「夢十夜」の中の第六夜の一番最後に
「ついに明治の木にはとうてい仁王は埋まっていないものだと悟った。それで運慶が今日まで生きている理由もほぼわかった。」
とあるのですが、これはどういう事を意味しているんですか??
本文を読んでもいまいちよくわかりません。
わかるかた、どなたかぜひ教えて下さい・・・!
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32 名前:伊佐坂難物:2004/10/16 14:29
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「明治の木」は「明治」という時代の精神(雰囲気とでも考えればいいでしょ
うか)を指し、「仁王」・「運慶」はともに「鎌倉」という時代もしくは「明
治以前」の時代の精神(雰囲気)を指すと思われます。「明治」になって、日
本が失ったものは何だったでしょうか? そのように考えればよいと思います。
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33 名前:g:2004/10/17 09:30
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お答え、ありがとうございますm(__)m
おかげでなんとか理解できそうです!
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34 名前:言文:2004/10/17 16:32
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非常に長いのですがお願いします。
市川 浩『精神としての身体』早稲田大学過去問より
昔から庶民のなかには、腹八分目といって満腹を忌み、
なにごとも「ほどほどに」といっていきつめることを警戒し、
幸福で満ち足りればかえって不吉を感じ、普請にあたっては大黒柱にわざと傷をつけ、
社寺の装飾に昇り竜と下り竜とを彫るというように、
それぞれのしきたりにそれ固有の特殊の由来があることは確かであるが、
総じて言えば、完璧を避け、やや欠けたところがあるのをよしとする気風があった。
そこから醜いものの中に美しいものを感じ、悪の深みに善の兆しを悟ると言うような感じ方が出てくるとともに、
他方では、なにによらず反対してみないではいられぬあまのじゃくな生き方も出てくるけれども、
そこでは、一方に動くことによって反対に動く心の働き、対立に働く作用の機微が感得されていたのではないかと思われる。
「大愚は大聖に通ず」「?」「盛者必衰」など、数え上げればきりがないが、
それらにおいてわれわれは、ある極限をつきとめると必ず対立するほかの極限に転ずるというという道理が突き出されていることを感ずる。
「清濁併せ呑む」というのは「清濁」とはっきり言っているように対立するものを一つに結ぶ作用の機微をつかんだ者のみにできることなのである。
そういう作用の機微をつかんだ心術を人は「至誠=まこと」といった。
至誠はその機微を洞察するこころのあり方なのである。
そしてそういう心のあり方は己を虚しゅうすることによって可能となると考えられた。
こういう感覚と考え方の由来は、これを常民のなかに求めれば、ハレとケの「?」と神・人の交流により求められる。
それらは自然宗教としての神道の所産なのである。
?に入るものを選べで、僕は「過ぎたるは及ばざるが如し」を選びましたが、
正解は「窮すれば通ず」でした。
「一方に動くことによって反対に動く心の働き、対立に働く作用の機微」から、
過ぎている⇔及ばない と思ったのですが。
なぜ「窮すれば通ず」があっていて、「過ぎたるは及ばざるが如し」は違うのかわかりません。
?は、循環、交替、対立、相対、相関から
僕は「神・人の交流」から関わり合いのあるものだと思い、
「相関」を選びましたが答えは「循環」でした。これも理解できません。
どうかお願いします。
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35 名前:伊佐坂難物:2004/10/18 13:40
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>57
まず?についてです。
「一方に動くことによって反対に動く心の働き、対立に働く作用の機微」でも
解答にたどりつかなくはありませんが、そこよりも
「それらにおいてわれわれは、ある極限をつきとめると必ず対立するほかの極
限に転ずるというという道理が突き出されていることを感ずる。」
の方に目をとめるべきです。「それら」が指しているのは、もちろん?を含む
格言のような諸語句ですよね。このことからも、この箇所がポイントになるこ
とがわかるのです。次に、目をとめた部分の中の「転ずる」ということを考え
ましょう。言文さんは「反対」「対立」という言葉にばかり目がいっていたの
ではありませんか。でも、目をとめた箇所には「転ず」という言葉があります。
言文さんが選んだ、「過ぎたるは及ばざるが如し」は「ゆきすぎること」は
「およばないこと」と同じだ、ということを言っているのであって、「転」じ
てはいないのです。それに対し、正解である「窮すれば通ず」は行き詰まると
かえって切り抜けられる(ことがある)という意味ですから、「転」じていま
す。
こんな説明でよろしいですか?
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36 名前:伊佐坂難物:2004/10/18 13:55
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>58の続き
次に?についてです。
こういう感覚と考え方の由来は、これを常民のなかに求めれば、ハレとケの
「?」と神・人の交流により求められる。それらは自然宗教としての神道の
所産なのである。
「こういう」とは「対立するものを一つに結ぶ作用の機微をつか」むことを
いうのではありませんか。
また、?と並立の関係にある「交流」という言葉を考えてみましょう。(こ
の部分については、言文さんも捉えていましたね)
「相関」とは「二つのものの間に関連があること」であって、「一つに結ぶ」
というイメージとはつながりにくいと思います。そうかといって、「交替」
では「対立」したものがその場所を入れ替わるのであって、やはり「一つに
結ぶ」につながりません。「対立」「相対」はむろん「一つに結ぶ」につな
がりませんから、答えは「循環」でしかないと思われます。「循環」は閉じ
た環の状態ですから、それを外部から捉えれば「一つに結」ばれた状態にな
っていると言えます。また、循環を記号で表すと相互に違う向きを示す→で
表記できるのではないでしょうか。
?の方があまりうまく説明できてないかもしれません。
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37 名前:言文:2004/10/18 14:24
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?はすごいよくわかりました!
確かに転じていませんでした。
あと「窮すれば通ず」という意味がよくわからなかったのも間違えた理由でした。
?についてですが、「相関」が違う意味はわかりましたが、
>循環を記号で表すと相互に違う向きを示す→で
表記できるのではないでしょうか。
これがすいませんがわかりません(理解力が足りないもので・・・)。
説明を聞いてもやはり僕には「循環」を導き出せそうにはない気がします。
「循環」というと僕には、血液の循環のように、「同じ物がクルクルと回っている」
イメージがありまして、
「対立する二つの物(ハレとケ)」を一つにまとめるというのに「循環」は考えませんでした。
とにかく自分の理解不足です。ていねいにありがとうございました!
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38 名前:伊佐坂難物:2004/10/18 14:31
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>61
こう考えたらどうでしょう。
ハレ → ケ → ハレ (本当は環になるようにしたいのですが)
「循環」は「同じ物がクルクルと回っている」でいいのですが、それ
はあくまでも回路の中を廻るものです。JRの山手線も循環していま
すが、「外回り」「内回り」の両方(先ほど59で表現したところに
よれば「相互に違う向きを示す→」)で、駅と駅とが結ばれています。
山手線のように多くの駅間でなくても、たとえそれが2つの間であっ
ても、相互の→で結ばれていれば「循環」とみなすことができるので
はないでしょうか。
今度の方がいくらかわかりやすいですか?
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39 名前:言文:2004/10/19 10:40
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山手線の説明でわかりました!納得してすっきりしました(^^)
ありがとうございました!!
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40 名前:李陵:2004/10/19 12:41
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虞 美 人 草 ? 北 宋 ?曽?? 鞏?(そうきょう)(1019年ー1083年)
?
鴻 門 玉 斗 紛 如 雪 ??? 鴻門の玉斗紛として雪の如し
十 万 降 兵 夜 流 血 十万の降兵夜血をながす
咸 陽 宮 殿 三 月 紅 咸陽の宮殿三月紅なり
覇 業 已 随 煙 燼 滅???????覇業已に煙燼に随って滅ぶ
剛 強 必 死 仁 義 王 剛強なる者は必ず死し仁義なる者は王たり
陰 陵 失 道 非 天 亡 陰陵に道を失いしは天の亡ぼすに非ず
英 雄 本 學 萬 人 敵 英雄本より学ぶ万人の敵
何 用 屑 屑 悲 紅 粧 何ぞ用いんせつせつとして紅粧を悲しまん
三 軍 散 燼 旌 旗 倒 三軍散じ尽き旌旗倒れ
玉 帳 佳 人 座 中 老 玉帳の佳人座中に老ゆ
香 魂 夜 逐 釼 光 飛 香魂夜剣光をおうて飛び
青 血 化 為 原 上 草 青血化して原上の草となる
芳 心 寂 寞 寄 寒 枝 芳心寂寞寒枝に寄る
舊 曲 聞 来 似 斂 眉 旧曲聞来りて眉をおさむるに
哀 怨 徘??? 愁 不 語 哀怨徘徊愁えてかたらず
恰 如 初 聴 楚 歌 時 恰も初めて楚歌を聴ける時の如し
滔 滔 逝 水 流 今 古 滔々たる逝水古今にながれる
漢 楚 興 亡 両 丘 土 漢楚の興亡ふたつながら丘土
当 年 遺 事 久 成 空 当年の遺事久しく空となる
慷 慨 樽 前 為 誰 舞 樽前に慷慨して誰がためにか舞わん
?虞美人草の口語訳がさっぱりです。
どなたか教えていただけませんか。
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41 名前:伊佐坂難物:2004/10/19 14:58
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>63
何がどうわからないのでしょうか? 全部を口語訳せよと言うのでしょうか。
口語訳がわかればよろしいのであれば、図書館でしらべればすぐにわかること
ですよ。(明治書院の新釈漢文体系にあるでしょう)
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42 名前:匿名さん:2004/10/19 18:13
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ホームページでお小遣いを稼いでみませんか。
http://hugoukaku.nobody.jp/afirieito/
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43 名前:たろうかじゃ:2004/10/23 18:21
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伊佐坂難物先生、初めまして。私の質問にお答えください。
例えば「一途」という漢字の読み方を記せ、というときに「いちず」か
「いちづ」かでよく悩みます。
そんなとき、「途」は「と」なので、これはた行だと判断するようにしてるの
ですが、このような考え方は危ないですか?
やはりひとつずつ覚えるしかないでしょうか?
また実際、「いちづ」では×になりますか?
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44 名前:伊佐坂難物:2004/10/24 07:52
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あまり得意な分野ではないのですが、「先生」と呼ばれちゃ答えない
わけにいかないでしょう。
「ず」か「づ」かは、その語に対する意識で区別しているようです。
例えば、「かたづける」は「かた」を「つける」が元の語構成と考えて
いますから、「ず」ではなく「づ」を使うといった具合です。それに従
えば、「いちず」は「いちず」であって、2語からできているという意
識はないと思われますから、「ず」になるというわけです。
実際にご自身でも、他の語例にあたって確認してみて下さい。
>やはりひとつずつ覚えるしかないでしょうか?
他の場合もそうですが、一般化しておいた方が使えると思います。
あまり個別対応はお勧めできません。
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45 名前:たろうかじゃ:2004/10/24 12:34
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分かりました。
どうも有り難うございました。
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46 名前:sara:2004/10/28 12:34
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悪事千里を走る ってどうつかうのでしょうか?
できれば、例をあげて教えてください
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47 名前:伊佐坂難物:2004/10/29 11:06
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あなたは、国語辞典なり、ことわざ辞典なりを調べた上での質問なのでしょ
うか。そこにはどのような例があがってましたか。
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48 名前:匿名さん:2004/11/06 01:55
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受験生として国語の力を上げるには、『出来るだけたくさんの過去問をやる』か『同じ文章を何度も読む』どちらがよいのでしょうか?
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49 名前:匿名さん:2004/11/06 02:32
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まだ高一なんですけど、現代文がとれません。
まったく何もしてません。なにかした方が良いですか?
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50 名前:伊佐坂:2004/11/06 08:41
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どちらとも言えませんね。なぜなら、古文・漢文は『同じ文章を何度
も読む』ことが受験生にとって“有効”であるとは思えないからです。
というのも、入試問題の場合、出題される箇所というのは重要語なり重
要文法(漢文の場合は句法)を含む部分であり、同じ文章を読むよりも、
多くの文章で知識(私は“知識”ではなく、“道具”と考えていますが)
の定着を図るべきだと思うからです。現代文も同様かと思います。筆者
が伝えようとしていることは何か、それをどのように伝えようとしてい
るのかがわかればよいのであって、『何度も読む』ことがその対策だと
は言い切れないと思います。
また、『出来るだけたくさんの過去問をやる』の方も、無為無策で臨
んだのでは効果は薄いと思います。自分がわかっていることいないこと
の峻別のためにやるのであれば、よいと思いますし、その問題を使って
わからないことをわかるようになるにはどうしたらよいかと考えればよ
いと思います。